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#17 働くことはスゴいこと!

今週もお疲れ様です。ながなっつと申します。

世の中には「仕事」と呼ばれるものがたくさんあります。

大根・レタスなどの野菜栽培
事務業務を行うデスクワーク
製品を企画・製作する製造業……。

それに家での家事や介護など。
それこそ数えきれません。

でもあなたは「働くこと」に対してマイナスなイメージを持っていないでしょうか?

たしかに働いていると辛いこともあります。
でも「働くこと」は当たり前のことではありません。
むしろ会社や国から表彰されてもいい、スゴいことなんです。

今回は働くことがどれだけスゴいのか、一緒に見ていきましょう。


「とーしつとーく文字版」はラジオトークのチャンネル「とーしつとーく」がベースです。
統合失調症を抱える私・なっつの経験を元に、内向的で考えすぎてしまうあなたの悩みを共有。
一緒に解決策を探っていきましょう。

あなたの不安がふわっと軽くなるきっかけになりますように。


○働くことは当たり前のことではない

「働くことはスゴいこと」
あなたは実感しているでしょうか?

「働くことなんて普通でしょ?」
あなたはそう思っていないでしょうか?

でも「働くこと=普通のこと」ではありません。

2021年7月現在の労働力人口は6902万人
15歳以上の人口に占める労働力人口の割合を表した「労働力率」は約62%

当初参考にしていた資料の閲覧が切れていたので、数値は若干異なりますがこちらが詳細です

高いようにみえるでしょうか?

ただ、中には職が見つからなくて働けない人、また働きたくても心身の不調が原因で働けても長続きしない人もいます。

それに働いているあなたも、現在進行形で辛い思いをしているかもしれませんよね。

「仕事内容に理解が追い付かない」
「人間関係が煩わしい」
「通勤時間が長い」

辛い中でも、働いているあなた。
あなたは本当に頑張っています。
家族や会社から表彰されてもいいぐらいです。

「でも、働くことの何がスゴいの?」

あなたも疑問に思いますよね。
それでは具体的に働くことの何がスゴいのか、見ていきましょう。

○働くあなたのここがスゴい!

働くあなたのスゴい所はたくさんあります。
その中でも今回は、私が特にスゴいと感じている点を5つ挙げてみました。

スゴいこと1:毎日同じ時間に起きる
スゴいこと2:様々な仕事をこなしている
スゴいこと3:働ける体がある
スゴいこと4:仕事に耐えられる精神状態である
スゴいこと5:一定の拘束時間に耐えられる

詳しく見ていきましょう。

スゴいこと1:毎日同じ時間に起きる

スゴいこと1つ目は「毎日同じ時間に起きる」こと。

仕事をするために、毎日同じ時間に起きる。
普通に思えて実はスゴいことなんです。

毎日同じ時間に起きるには、生活リズムが整っていないといけません。

同じ時間に起きるために、夜もほぼ決まった時間に就寝します。
決まった時間に就寝するには、それまでにお風呂に入って、夕食を済ませて……。
と、意識的に生活する必要がありますよね。

毎日同じ時間に起きることを基準に、生活を回す。
気を抜けば乱れた生活になりがちなので、これはかなりスゴいことなんです。

これから決まった時間に起きられたら「おはよう自分、今朝もスゴいぞ!」と自分を褒めてみましょう。

スゴいこと2:様々な仕事をこなしている

スゴいこと2つ目は「様々な仕事をこなしている」こと。

「毎日、同じような仕事でつまらないなぁ……」

あなたはこう感じていないでしょうか。

でも同じことの繰り返しのような仕事でも、細かく見るといろんなことをしているのが分かります。

例えば事務の仕事。

「事務職」や「デスクワーク」で1つにされがちですが、本当は様々な業務を行っています。

電話応対、来客応対、勤怠入力、資料作成、伝票作成、進捗確認……。

さらにそれぞれの業務も細かくできます。

電話応対だったら

「電話が鳴ったらメモとペンを手元に用意」
「電話に出て名乗る」
「相手の所属と名前を聞いて書く」
「用件を聞く」
「応じた返答をする」
「電話を切る または担当者へ回す」

1つの業務を見ても、行っていることはけっこう複雑。

あなたは、本当は様々な仕事をこなしているんです。
自信を持ちましょう。

スゴいこと3:働ける体がある

スゴいこと3つ目は「働ける体がある」こと。

働くうえで最低限必要なもの。
それは「働ける体」

いくら就業意欲が高くても、体がそれについていかなければ働けません。
逆に言うと、働ける体があればとりあえず仕事はできます。

でもその働ける体を維持するには、細かなメンテナンスが必要です。

食事を十分に摂って、仕事に耐えられる体力をつけて、体を清潔にして……。

あなたが頑張ってメンテナンスした、その体があるからこそ今働けているんです。
その事実を忘れないでくださいね。

スゴいこと4:仕事に耐えられる精神状態である

スゴいこと4つ目は「仕事に耐えられる精神状態である」こと。

働ける体と同じくらい大切なのが「仕事に耐えられる精神状態」であること。

いくら体が健康でも、精神的なダメージが大きければ働ける状態ではありません。

そのため、こちらも細やかなメンテナンスが必要になります。

ストレスの元凶を切り離す、それがダメなら関わりを最低限にする、マイナスな感情は少しずつ吐き出す……。

気を抜くと、心はすぐマイナス方向へ行きがちなので注意が必要です。

「今日も頑張った。スゴいぞ、自分!」

1日の仕事が終わったら、ぜひ自分を褒めてあげましょう。

スゴいこと5:一定の拘束時間に耐えられる

スゴいこと5つ目は「一定の拘束時間に耐えられる」こと。

「あなたは今から8時間、この部屋から出ないように」

トイレや水道、ご飯がある部屋でこんなふうに言われたら、あなたはできるでしょうか?
在宅やリモートワークが増えたことで「平気だよ」という反応が多いかもしれません。

でも「常に監視されている」と伝えられたら、どうでしょうか?

仕事はこれと同じことだと、私は思います。

人の目がある環境で8時間、場合によってはそれ以上も同じところにいて仕事をしなければならない。

そんな一定の拘束時間に耐えて仕事をしているあなたは、本当にスゴいんです。

長時間の拘束に耐えられるあなたなら、たとえ職場が変わったとしてもやっていけます。

自信を持ってくださいね。

○本当に辛かったら環境を変えてみよう

ここであなたは、ふと思うかもしれません。

「自分のこと、ちょっとはスゴいと思うけど、今の場所ではもう限界かも……」

もしあなたがそう思っていて辛いと感じていたら、今の環境を変えてみる方法もあります。

  • 今の職場がより良くなるように改善提案してみる

  • 興味があった分野に転職してみる

  • 通勤時間を短くするために引っ越しをしてみる

あなたが居心地の良い環境にすることは、周囲の人にとっても良い影響になることがあります。

人は安定を好みますが、あなたがもし辛い思いをしていたら、思い切って環境に変化を起こしてみてください。

○働いている自分を褒めよう!

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。

最後にスゴいことをおさらいしましょう。

スゴいこと1:毎日同じ時間に起きる
スゴいこと2:様々な仕事をこなしている
スゴいこと3:働ける体がある
スゴいこと4:仕事に耐えられる精神状態である
スゴいこと5:一定の拘束時間に耐えられる

働くこと。
これは本当にスゴいことです。

働いているあなたは、周囲から称賛されてもおかしくはありません。

もし周囲から褒められなくても、自分で自分のことは褒められます。

「自分はスゴいことをしているんだ」という自信を忘れないでくださいね。

それじゃあ、また!

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