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#48 1つの行動を丁寧に

今週もお疲れ様です。
ながなっつです。

「丁寧に暮らしたい」と感じている人は多いですよね。
でも、現実は理想とは違うことがほとんどです。

時間に追われて雑になる家事。
仕事が間に合わず、家族との時間が取れない。
心が悩みでいっぱいで、丁寧な暮らしを考える余裕がない。

気持ちでは「丁寧に暮らしたい」という希望があるだけに、実現できないと自己嫌悪になることもあります。

でもこの記事を読むと、「丁寧に暮らしたい」という希望が叶う、糸口が見つかりますよ。

今回は「丁寧な行動」について、一緒に考えてみましょう。


「とーしつとーく文字版」はラジオトークのチャンネル「とーしつとーく」がベースです。
統合失調症を抱える私・ながなっつの経験を元に、内向的で考えすぎてしまうあなたの悩みを共有。
一緒に解決策を探っていきましょう。

あなたの不安がふわっと軽くなるきっかけになりますように。


○丁寧な生活は難しい

冒頭でも書いたとおり、心で「丁寧に暮らしたい」と思っていても実現させるにはハードルが多すぎるのが普通です。

例えば「料理をじっくり作りたい」と思っても、

  • 子どもの世話で忙しい

  • 仕事に追われて出来合いの総菜が多い

  • 休みの日はひたすら寝てしまう

と、実現しないことがほとんどです。

それでも気合を入れて料理をしても、料理の味がイマイチで疲れだけが残ってしまったという場合もあります。

また料理に限らず
「観葉植物の世話を丁寧にしたい」
「お風呂時間を充実させたい」

といったことも、叶えられないケースは多いです。

「どうすれば丁寧に暮らせるんだろう……?」
丁寧に暮らせないことで自分を責めてしまう方もいますよね。

そんなときは「どれか1つの行動を丁寧にする」と心がけてみましょう。

○どれか1つの行動を丁寧にしてみる

例えば料理なら、すべての工程を丁寧に行うのではなく「味付けだけ」を丁寧に行ってみます。
すると下ごしらえはそれなりに済ませたとしても、味付けだけは丁寧に行うことで料理自体の満足度が高くなるんです。

これはフォーカスするポイントが具体的になったため。
漠然と「料理を丁寧にしたい」と思うのではなく「味付けだけは丁寧にする」とポイントを絞ることで、そのポイントが達成できれば「料理」という行動そのものに満足感を覚えるんです。

また料理だけでなく

  • 観葉植物の世話→葉っぱの汚れを丁寧に取る

  • お風呂の時間→体を丁寧に洗ってみる

と、他の物事でも応用は効きます。

ぜひ「どれか1つの行動を丁寧にしてみる」ことから始めてみましょう。

○丁寧に行動すると気持ちに余裕が生まれる

「でも、1つの行動だけじゃ満足できないかも……」
こう思う方も多いですよね。

実は「丁寧な暮らしがしたい」と思っている方は「完璧主義」的な考えを持っていることが多いんです。

「生活のすべてを丁寧にしたい」という思いがあるために、どれか1つでも丁寧にできないと「やっぱりダメだ」と思ってしまいます。

また逆に、どれか1つは丁寧にできたとしても「これだけ丁寧にできてもなぁ……」と満足感が得られないことも。

もし自分が「完璧主義」な考えを持ってみたら、「どれか1つの行動を丁寧にしてみる」ことを通して、完璧主義から脱してみましょう。

きっと生活にも気持ちにも、余裕が生まれますよ。

○余裕がない時は諦めてもOK

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

「丁寧な生活がしたい」という考えは「生活を見直したい」という、とても大切な思いです。
ぜひその気持ちを大切に過ごしてみましょう。

ただ、どうしても余裕がないときは諦めても大丈夫。
「丁寧な暮らしがしたい」と思った際に、改めて取り組んでみましょう。

それじゃあ、次回は8月27日にお会いしましょう!

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