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もしもに備えた投資をしておくこと

こんにちは。えいよう未来のながいかよです。

管理栄養士で自分らしく働く方法という本を書いてます。

もう6年前に出版したのですが、いまだに、必要な方に必要なタイミングで届き、「人生のバイブルです!」などと喜びの声をいただきます。

こんなサイトを見つけました。

今まで知らなかった… 6年後に気づく(笑)読んだ人の感想は「その言葉が届いたんだな」とか「そんな気付きを得てくれたんだな」と改めて嬉しくなります。


本って時間差を飛び越えて一人でも多くの方に思いを届けられるんだなって、書くことの感動を味わっています。

書くことはわたしにとっては結構パワーのいることで、「書くぞ!」と燃えなければ書けないし、逆に書き始めたらずっとそれにかじりついている感じです。

今日は、日々仕事をする中で、わたしが常に意識していることについて。先を見据えて自己研鑽や、時間、人などに投資をしますというお話です。


講師を誰かにお願いしたらどうなるか

さて、わたしはえいよう未来株式会社の代表でもありまして、健康支援事業を展開しています。保育園から健康経営、レシピ開発やコラム執筆など事業としてはいろいろやってます。会社のことは過去記事にも書きました。


その中で講演事業は一つ大きな柱でもありますし、個人的には伝えることが仕事とも思っているので大切に育てていきたい事業でもあります。

ところが、コロナで昨年は講演事業は9割減。回数が9割減なら売り上げも9割減でした。

特に時期的には6~7月というのはわたしの講演ピークシーズンなのですが、2020年、ちょうど一年前の今頃はなーんにも講演の予定が入っていなかったわけです。

クリニックでの非常勤栄養指導とかがあったのでコロナ禍は医療・ボランティアを中心に動いていました。

だけど通常であればほとんど出張で出ているような時期でしたので、まあ時間がありすぎまして。これからのことを考えるいい時間となりました。

そこで考えたのが、栄養講師メンバーシップです。


遠方に移動することが難しくなる。ならば、わたしがいかなくても研修を実施できる方法はないだろうか。

だったら、近くに住んでいるメンバーにお願いしたらいいのではないか。

栄養講師メンバーシップとは

わたしが行っている講演のや研修の内容(話し方動画・スライド資料も全部)をシェアし、自身の講座で使ってもよし、こちらから研修やモニター調査の栄養指導を依頼させていただく、『全国栄養講師の輪』です。

コロナ禍で講演の依頼が入っては中止、依頼が入ってはまた中止・・とやきもきする時期もありました。

でも、伝えることをやめてはいけないし、なくならない。という思いがありました。

そこで、だったら全国にメンバーシップを募って、各地域で講師ができる人にお願いしたらいいじゃないか。と構想が出てきました。

割と、構想が出てからすぐに募集を開始しました。

オンラインサロンでメンバーシップを考えているんだけど。と話してみると「それすごくいい!」「やりたいです!」と反応がもらえたのと、まあ、時間が有り余っていたのでページを作り募集をしました。


募集してすぐに締め切り

これはセミナー事業ではないから不特定多数の方が申し込んでくれたらいいということでもないので、まあわたしと面識がある方で5人くらい集まってくれたらいいかな。と思ったら、あっという間に集まってしまい。公開して1週間くらいで募集を締め切ってしまったんです。


ええええ~。すごい。

すごいと思ったし、心強いとも思いました。反応が早い人が好きなので。というのも、講演や研修って入ってくるときにはどんどん入ってくるし、時には来週お願いします、みたいなこともあったりするので。

そういったときに「できますか?「はいできます」といったほぼタイムラグがないようなやりとりが理想だからです。


2次募集もすぐに締め切り

こうして、わたしの講演風景と資料を全部公開し、講師をお願いできそうかの意思確認も兼ねたweb交流会も行ったりしていると、以前から講座を受けたこともあり、お仕事もしていただいていた方から「もう締め切ったのですか?今知りました・・・」と連絡をもらい、そうだよね、さすがに1週間での締め切りは早かったよね、と思ったのと5名でも関東・中部・関西・四国・九州とわりといい感じに全国に在住されていたのですが、関東もう少し多い方がいいかな、東北や北海道の方もいたらいいなと思ったので、2次募集をしてみました。

実はこちらもすぐに埋まってしまい、締め切ってしまったのですが2次のときは勉強をしたいという方も多く申し込みをしてくださいました。


それはそれで、ご自身のお勤め先での講話や栄養指導に活かしていただければ、嬉しいことです。


不安な時は新しい仕組みを構築するチャンス

そんな風に去年のいわゆる「仕事がない時間に次のシーズンを見据えた投資」に着手したことがよかったなと感じます。


今年に入り、講演や研修もオンラインで、と要望が増えてきたり、もちろんリアルや両方を兼ね備えたハイブリッド形式でお願いします。という依頼も出てきて、事業としても回復の兆しが見えてきました。

そして栄養講師メンバーシップのメンバーにも今月10本の研修でメンバーのみなさんに講師をお願いすることが決まりました。

わたしが遠方に行かなくても、研修を開催することが出来る。

それを作り上げています。

腸活についての研修についてのメンバーシップなのですが、これがうまくいけば、今後ほかのテーマ(例えば想定されるのはビタミンDとかオメガ3とかあたり)でもメンバーシップを募りたいと思います。


ただ、今のところは「どうかなー」と様子を見ているところ。

だけれど、こうしてわたしのやっている仕事はどんどんどなたかお引き受けしてくださる方にお願いする。

これがわたしのスタンス。

弊社には正社員は一人もいません。全員業務委託。時間で縛りたくないし、その人がやりたい、得意と思う仕事を自分のペースや自分の好きなスペースでやってもらいたいと思うから。

えいよう未来は人の健康をサポートすることに繋がるのであれば、どんなお取組みでも挑戦したいと思っています。特にスタートアップやまだ形になっていないものを作り上げていくお取組みはとても好きですし、今までもそんなことが多かったと思います。


途中で頓挫するもの、力不足であること、踏み倒されること(笑)いろいろありますが何かを作り出そうとするエネルギーが活力になります。


働き方改革と言われる前から、一人働き方改革のように会社を作ってきましたが、社員を持たない、オフィスを持たないというのが、今でいうテレワーク推進にはまった感じがしています。


同じ業界の人にノウハウ教えてしまっていいの?

以前、栄養指導講座を受けてくださった方から「ここまでノウハウ教えてもらっていいんですか」と言っていただいたことがあります。それだけ満足度が高かったことなのかな?と最高の誉め言葉と受け取っていますが、わたしとしてはもちろんOK.なんならどんどん開放してノウハウなりつ^るなりを使いこなせる人が増えるといいなと考えています。


まだまだやりたいことが溢れてくるのでどんどん手放して身軽に進んでいけたらいいのかなと考える日々です。


えいよう未来で保有したい、わたしが売れっ子になりたい。という欲よりも、健康をサポートする管理栄養士が活躍できる社会と仕組みを作っていきたい。そうすることで社会の健康をデザインする気運が高まることを願っている。そんな感じでしょうか。


この想いってぜんぜん変わっていないんですよね。拙著書いた時からも全く変わっていない。

自分らしく働くってこういうことなのかな。


最後までお読みいただきありがとうございます。このnoteでは拙著の書き下ろし原稿や、会社のことを綴ったりしています。

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