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晴れの日も雨の日も#273 余命いくばく?

余命3ヶ月と言われたらどうするか?
少し前にやっていたドラマ「春になったら」じゃないが、「死ぬまでにやりたいことリスト」を書くとしたら何て書くだろうか?
朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(論語)なんて言葉じゃないが、いついかなる時に死んでもいいというつもりで今を生きているのだろうか?

というようなことを少し考えたりしている。
きっかけはコーチング学び直しで受けたCTI基礎コースだ。その中にフルフィルメントという指針があり、「あなたが人生で一番成し遂げたいことは?」という問いを受けた。この問いに私ははたと困ってしまった。日々機嫌よく過ごしていて、これ以上叶えたいものなんてない、もう全部成し遂げています、という答えしか浮かんでこないのだ。
参加メンバー同士で相互コーチングをやる時間もあり、こう答えた私に、相手の方は「ホントですか?」「じゃあ、今ここで死ぬことになっても何も心残りはないのですか?」と問いを投げられたのだが、あまり無理なく「ありません」と答えてしまった。

それから今日まで約1ヶ月。それはホントにホントだろうかと、自分の内なる声に何度も耳を澄ませようとしている。

正直言うと、しばらく前までは少しひっかかることもなくはなかった。が、それもあるがままを受け入れて今あるものに感謝をするという心情に至った。長年の引っかかりを手放すことができたと言ってよい。
収入が不安定なことに焦りを感じたり、もっと仕事を増やさないと、と思った時期もあったが、それも一つ突き抜けた。今は「自分とのコーチングセッションをやって良かったと思ってくれた人との御縁を大事にしていけばそれでいい」と、ストンと思えっている。Die with ZEROという言葉に出会ったことも助けになった。
敬愛するCTIコーチのけいこさんお薦めの「ふと感じる寂しさ、孤独感を癒やす本(根本裕幸著 清流出版)」にある「自分としっかりつながることがその最良の道」ということも腑に落ちるようになり、一人でも十分今を楽しめるようになってきた。
子どもたちのことも、ヤツら自身のこと、あるいは私との関係性ともに申し分ない。
で、やり残したことや後悔することはない。と断言していいように思う。「死ぬまでにやりたいことリスト」も思い浮かばない。
だから余命3ヶ月と、もし言われても、今と何も変わらない日々を同じ気持ちで過ごしていくだろうし、死ぬことも別にこわくない。痛いのや苦しいのはできれば勘弁してほしいが😂

むしろ、96歳でほぼ寝たきりのオフクロや、認知症が顕在化してきた昔の知人の姿を見ると、長生きもツライなあと思ってしまう。自分の寿命は自分でなんともならないし、今この時を自分らしく精一杯生きていく他に道はない、ということも頭では十分理解しているのだが。

ただ、それと、冒頭の「人生で成し遂げたいことは?」という問いとは少し景色が異なるようなきもする。
さて、CTIのフルフィルメントコースは6/28〜30の2.5日だ。ここでこれがまたどう変わるのか、コワイような楽しみなような思いでその日を待っている。

オオキンケイギク咲きまくり。駆除も進んでいるが繁殖力のほうが強そう。

今日も最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました♬ 長井 克之
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(続く)

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