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年末の参拝を新しいスタイルで! 幸先詣のメリットとは? 神社仏閣にルールはあるけど、幸先詣について考えてみる



🙏 幸先詣さいさきもうでについて考えてみる


昨日も少しお話に出てきました、年末の幸先詣さいさきもうでについて。

先日、ウチのポラリアスのまどちゃんから、幸先詣について質問がありました。

まどか:
なえさん、なえさん。
質問です( ・ω・)∩シツモーン

近年コロナの影響で、幸先詣というものが多くの神社でされてますよね?

幸先詣って年始の混雑を極力さけるために、まだ年は開けてないけど来年の絵馬を購入できたりするので、一年のお礼とともに新年のご挨拶も一緒にすると思うんですが、いくら神社仏閣側が幸先詣を設定しているとはいえ、目に見えない世界のルール的に、まだ年が開けてないのに来年の抱負も言っちゃってもいいもんなんですか?🤔

この本に書かれてたのが気になって。
わたし個人がする分にはいいんですが、最近TikTokライブで幸先詣を何人かに薦めてしまったんですよね💦
間違った情報教えちゃったら不味かったかなとおもって。
なえさんなら何か知ってそう😂と思って質問してみました🙏

とのことで、
まどちゃん ご質問ありがとうございますwww

まどちゃんが読んでいた本には

神社仏閣への年末のご挨拶
来年のことを願わないように注意

神社仏閣への年末のご挨拶は必要ではありません。
私は行かないことの方が多いです。

(中略)

年末のご挨拶は12月に入ってから神社仏閣に行き、神仏に1年間無事にすごせたことのお礼を言います。この時に神仏が、1年の間にたまった穢れ・厄をスカッと祓ってくれます。

まどちゃんが読んだとある本

と、書かれていました。

考え方は人それぞれだとは思うのですが、基本的に私は神社やお寺での参拝に関して、人としてのルールやマナーは守るのは大前提として、個人の参拝スタイルについては「●●してはいけない」というものはナイと考えています。

神さまも仏さまも、人間が思っているほど気難しくもなければ、アレはダメこれはダメとか言ってくるようなちっちゃいレベルの存在ではないからです。

コロナとかインフルエンザを考慮して、幸先詣はよいと思うし、そこで願掛けしようとしまいと、神さまも仏さまも、別に何も思っちゃいないワケです。



・御成敗式目


こんな言葉があります。

神は人のうやまひりて 
人は神のとくりて うん

鎌倉幕府の武家法『御成敗式目ごせいばいしきもく』より


神さまを敬う人の純粋な真心にふれ
神さまのご威光はさらに輝きを増し
神さまの広き厚きご神徳のご加護で
人は導かれ運を開く


神さまと人とは一方通行ではなく
お互いがお互いを高めあう存在である


御成敗式目ごせいばいしきもく』第一条「神社修理し祭祀専らにすべき事」に 書かれているものです。

神さまや仏さまという目には見えないけれど、心の拠り所になる大きな存在がそこにあるからこそ、人は善悪を自分で分別つけて弁えることができます。

人の祈りがなくなってしまった神社やお寺は、やがて廃れてしまい、物怪もののけの住処となってしまうのです。



・祈りたいときに……


話を戻しますがw
たしかに、年末は一年を無事に過ごせた御礼参りにするといいと思うし、年明けて初めて神社にお参りする日を初詣と考えるなら、別にそれが2月だっていいわけです。

ご神仏の世界は目に見えない世界だからこそ、見えている現実世界の時間の感覚を当てはめる必要もないんじゃまいか?と、私は思っています。

祈りたいときに祈ればいいし、懺悔したいときは懺悔すりゃいいし、抱負を述べたいなら「決意固めました!!」と、所信表明すりゃいいんじゃないかな、と。

それが、年末だろうが、お正月だろうが、梅雨だろうが、なんだろうが、神さまや仏さまには時間の概念はないから、いつでもいいと思う理由です。

なので、幸先詣で来年の祈願をしようとしまいと、どちらでも構わないと思います。
が!!
今年を無事に過ごせたことは、忘れずに感謝御礼したいものです 🙏



・参道の真ん中 通るべからず?


よく話題に上る、

「参道の真ん中を歩いてはいけない。
 そこは神さまが通る道だから」

というものがありますが、これだってつい最近言われるようになったものです。100年前には、誰ひとりとして、こんな事は言っていませんでした 笑

これは、外国人観光客が増えてきたことで、「右側通行」という日本の暗黙のルールを知らないがために、人の往来を邪魔することが増えたからです。

日本人は、どんなに混み合った道でも、誰もがぶつかることなくスムーズに歩く術を知っていますが、外国人観光客たちにはそれが出来ないのです。

参道の真ん中を進んではいけない、というのは、両サイドから本殿へ向かう人の流れが、本殿正面で参拝を済ませて、一斉に振り向いて、参道の真ん中の道を出口へ向かうという流れが自然に生まれるからなんですね。

もっともらしい 理由をつけて言うのであれば、

ご本殿(=子宮)の神さまの前で御鏡かがみに自分自身を映して、を抜くことで、かみに生まれ変わって、参道(=産道)を通って外の世界へ生まれ出ていく。

だから、参道の真ん中は、生まれ変わった新しい魂が 世間げかいへ出て行く道だから、それを邪魔してはいけない。

ということになるのです。

「子供達は、この世に生まれたくて、自ら望んで生まれてくる」と、よく言われます。

神社やお寺に参拝するのも同じです。
自らがお参りに行こうと思うから、神さまや仏さまの前に出向いていくわけですよね。

そこで、何を祈ろうが、願掛けしようが、誓願を立てようが、親神さまはニコニコして見守ってくださっているわけです。

自分自身の心への誓いとして、祈願や誓願を立てて納得したら、顔を上げて、また鳥居の外、楼門の外へと出て行く。

すべてが自然の流れで、ちゃんと自己完結する美しい世界です。

そこに、我欲にまみれた人間のレベルで、「アレはダメ、これはダメ」というのは、理屈が通らないのです。

むしろ
そういったことに縛られず、人間として守るべきルールやマナーは最低限の礼儀として守りつつ、自由に参拝すればいい。

初詣や何らかの祭礼や式典があって、何千何万という人々が祈りに来るときは、暗黙のルールもきちんと守る。それが日本人の美徳であって、慎ましやかさでもあるんじゃないかな、と私は思います。


それにね、ココだけの話w(こっそりw

神さまは、参道は通られません 爆(ぶっちゃけたw

だって、
神さまは雲に乗ってふよふよと飛び回れるからです 笑
そういった絵をご覧になったことはありませんか?

有益な情報を伝えるためにインターネットに降臨した神……らしいw



・幸先詣のメリットとは?


普段の参拝であれば、よほどの観光地にあって超絶有名になっている神社やお寺でないかぎりは、比較的自由に参拝して良いと考えます。

よほどの観光地にある超絶有名な寺社仏閣といえば……
ほぼほぼ、京都や奈良、東京あたりに集中するわけですが 笑


昨日も少し話しましたが、昨今のコロナやインフルエンザなどの感染症対策のためにも、年末に幸先詣さいさきもうでとして、初詣の時期をずらして、人の混み合わない時期に、ゆっくり心ゆくまで静かに参拝する方が、私は本来の参拝の方法としても理に適っているのではないかと思います。

人混みに押されてしんどい思いをすることもなければ、迷子の心配もないし、家族や友人達とはぐれる心配もありませんしね 笑

なによりも、感染症の心配をしなくても済むというのは、大きいのではないでしょうか。

神社やお寺への参拝、初詣が、日本人だけのものという時代は終わりました。
これまでの古い感覚を棄てて、これからの新しい参拝方法として、幸先詣を柔軟に取り入れてみてはいかがでしょうか。


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