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⭐️アンチエイジング講座 シワ、たるみ編⭐️

超高齢化が進む中、入院患者さんは直接入院の原因となった疾患以外にも沢山の持病を抱えていらっしゃる事が多いです。

認知症、生活習慣病、骨粗鬆症、脳血管疾患、整形外科疾患は、加齢が最大のリスクです。

80-90歳の患者さんに対し、持病に対応する薬を処方してゆくと、 年齢を重ねる度に薬が増え、食前薬だけで前菜程度のボリュームになりかねないというのが現実です。

これらの疾患の根っこにある「老化」を送らせたり治療できれば、 高齢化社会も明るいものになるのではないでしょうか。

今回は、老化現象で気になる、たるみ、シワについて、内面から予防、改善する方法を書きたいと思います。

たるみやシワの原因として老化によるコラーゲンの減少があります。
コラーゲンは皮膚の繊維芽細胞で作られます。
ですので、繊維芽細胞にコラーゲン産生に関わる物質を摂る事が大事です。 ではどの様な物質を摂ればよいのでしょうか。

鉄、タンパク質、ビタミンCの全てが必須です。

鉄は閉経前の女性ではほぼ全員が不足しています。
また、タンパク質はコラーゲンの原料になるので必ず必要です。

市販の飲むコラーゲンやプロテインを摂る場合は、糖分が沢山入っている可能性があり糖質過多になりがちなので注意が必要です。
ビタミンCですが、アンチエイジングには1日2-4gのビタミンCの摂取が好ましく、なかなか食事だけでは難しいかもしれません。
ビタミンCサプリの含有量を見て計算すると毎日8錠位の内服が必要になります。

これらを意図的に摂ることで、弾力性のある肌を保ち、シワやたるみを予防してイキイキ過ごすことができます。

ご参考にしていただければ幸いです。



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