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英語の話せない私がアメリカでバイリンガル育児6

息子が2歳半を過ぎて、周りのママたちはpreschoolの話題で持ちきりになっていた。

mommy&meの1歳児クラスに9ヶ月から入っていた関係で、日本では同い年でも9月始まりのアメリカの学年では1つ年上の友達が多かった。

だから彼女たちの話はとても参考になり、息子が2歳半になる6月のサマースクールから通わせることにした。

アメリカのプリスクールは義務教育ではないし、通わせない人も少なくなく、場所にもよるがとてもお高い。
1ヶ月$1000(10万円)かかるところもある。

働くために預けているのか、預けるために働いているのかわからなくなるらしい。

私の住んでいた地域には、日系のpreschoolもあった。モンテッソーリや、韓国系、教会についているデイケアなどいろいろあった。

私は駐在で一時的にアメリカに住んでいるだけなので、日系の選択肢はなかった。金額的にも、雰囲気的にも良さそうなところを2つ見学することにした。

ひとつ目はキレイめ、勉強もある、授業ごとに先生も教室も変わる。見学ツアーを組むから予約制だった。

ふたつ目はちょっと古い感じもするが一クラスが少人数制でアットホームでいつでも案内するから見に来て〜という感じ。

見学ツアーはどちらも同じで、園内案内と教育方針を伝えてくれた。

今まで直感で生きてきた私。どちらの園も雰囲気はいい。どちらかというといつでもきてね〜っていう方が偽りない感じでいい。英語も苦手だし、1つだけ質問を用意して行った。

息子はテレビは英語で見てるしmommy&me で簡単な言葉はわかる。でも私が常に一緒にいた。友達も日本人が多いし、預ける人が近くにもいないので私たちは24時間一緒にいた。

“知らない場所”で“知らない人たち”、そして言語は“英語”。2歳児にはハードルが高い。

そこで、息子が泣き止まなかった時、どういう対応をしてくれますか?と聞いてみた。

1つ目の園は15〜20分泣き止まず無理だと判断した場合連絡します。そりゃそうだよね。先生たちも日本語わからないしね。

2つ目の園は「その子が心地よく過ごせる場所にするために合った方法を探します。一緒に頑張りましょう」と言ってくれた。

よし決めた。2つ目の園にしよう。

週2の午前中からスタートすることにした。
この選択が間違っていることに私はまだ気付いていない。(あ、園選びは大成功でしたよ)

なかなかハードな夏が私たち母子を待ち受けていた。

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