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バスケW杯強化試合 日本vsフランスを見て感じたこと


8月17日。有明アリーナで行われた
「SoftBank CUP 2023(東京大会)
バスケットボール男子日本代表国際強化試合」
日本代表(FIBAランキング36位)と
フランス代表(同5位)の対戦。

その試合を見ました。
結果は70-88でフランスの勝利。


まずね、とても面白かった……‼︎
河村くんのスピードとスキル
冨樫選手の3Pシュート、勢いを与える爆発力。
富永選手の得点力などなど。
見応えある場面も多く、
選手達のリアクションを見ると力が溢れていて、
アリーナに映る観客の熱量も強く感じて、
心拍の上がる素晴らしい試合だったと思う。


と、同時に「世界との差」と呼ばれるものを感じた。
あれこれ思った事を述べるなら
とんでもない字数になるとおもう。

試合を見て気持ちがノリノリな今
手短にでも感想を記したくて、
noteに書いてみよう!なんて思い至ったのです。
※あくまで個人の意見、感想です。




各ポジションで得点を決めないと勝てない


今回の試合を見て
このような感想を覚えた。
当たり前なんだけれど、
やっぱり得点という部分に
善戦しても勝ち切れない要因を感じてしまった。

井上選手、西田選手、川真田選手、吉井選手は
今回のフランス戦で無得点に終わっている。
(西田選手は4分弱の出場時間だったものの)

当たり前だけど
得点を決めている選手のシュートが落ちると、
点が止まってしまう訳で。

ナイスディフェンスやナイスブロックといった
守備で相手を止めても、
ジリジリと離されていく。

世界の選手は簡単に得点を取る印象があると思うんだけど、それは事実で。

止めたと思った次の瞬間には誰かが得点を決めているのだ。日本の選手のシュートシーンよりも相手国のシュートシーンの方が毎回点を決めているように感じるわけで……。

そのまま、4Q残り10分から5分にかけて
追い上げや逆転が難しい点差をつけられている。
国際試合を見ると毎回その流れにあるような……。

それぞれのポジションで
それぞれが得点に絡まないと厳しい。

いわゆる個の力


0得点に終わった各選手をみると、

井上選手はペイント内、ゴール付近の得点力は世界レベルになく、長身から放たれる綺麗な3Pシュートが武器だと思っている。それが決められないと、ディフェンスやリバウンド面で勝てていない。今回のフランス戦で全くといって活躍をみられなかった……。

吉井選手は早々にファウルトラブルになり、
そのままファウルを気にしてか得点やディフェンスで
これまでの活躍に陰りが生じていた印象。

西田選手は出場時間が短かったものの、
PGとしてパスを捌く先に迷っていた印象。
自分で打つ場面も少なくオンコート時の
他の選手も得点力に秀でたラインナップではなかったように感じた。

気を吐いていた富永選手、冨樫選手、比江島選手。
次いで馬場選手、河村選手、ホーキンソン選手は
それぞれが持ち味を発揮していた場面が光った。

無得点には終わったものの、
川真田選手は要所でブロック、リバウンド、オフボール、ガッツといった、得点とは違う部分で持ち味を発揮していたように見えたが、ここに個人の得点力が発揮されればとんでもない逸材になるなぁなんて感じた。

出場する選手一人一人が得点を決めていかないと、
世界と善戦しても勝利に届かないように感じる。

持ち味を活かす、活かされる
それが発揮されることで
勝利への壁を乗り越えられるんじゃないかなぁ……
なんて。



とはいっても、日本のバスケがどんどん
世界と戦えるように強くなっているのは確かな事で、
期待もしちゃうし強く応援したくなる
エネルギーを感じるわけで。

日本代表がW杯を1勝でも多く重ねて
優勝に近づくことを願いながら
今後の試合も応援したいなぁ……ってことで
感想を締めくくりたいと思います。

ガンバレ!ニッポン!


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