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人生という選択の連続の裏側にあるパラレルワールドについて

最近思ったことを書きたい欲が爆発しているので珍しく連日のnote更新をしてみる。こういう時、Twitterに書きまくるとウザいからね。こういう時のnoteだな。
この意欲はなんだろうと思ったら、今秋だったんだな。

さて人生は選択の連続。人間は1日に数万回も意思決定をするというのはよく聞くよね。つまりみんな息を吐くように選択をしている。
なので、そういった無意識の中で選択をし続けているということは、自分はこうなりたいと強く念じ続けていると人生はそうなっていくといえる。何かを思い続けてると細かい意思決定に影響するからね。

ソフトバンクの孫さんも、「どんなことでも10秒考えればわかる。10秒考えてもわからない問題は、それ以上考えても無駄だ」と言ってる。
一瞬でどちらの方を選択すべきか、優先すべきかの直感力は日々の意志で磨ける。自分の意志をベースに思考を深く速くする癖をつけるといいことがありそうだ。

とまあ人生の選択とか意思決定についてをだらだらと述べたい訳ではなく、今回取り上げたいのは、その人生の無数の選択の中で、選択しなかった方の人生はどうなってたか?である。
無数の選択の上で奇跡的な確率で積み上がった今の人生は、もし別の選択をしていたらと考えると無数のパラレルワールドがあることになる。

例えば自分の身近な例で言うと、今の会社を一度だけ辞めようと思ったことがあって、それは2年前、入社したその月に酔っ払って会社のPCを無くしかけた(1日経って出てきた)ときのことだ。
それはもう入社してすぐに会社の資産無くして、立場ないし信用もないし、出てこなかったら責任取って辞めようと思ってた。
記憶が飛んで目が覚めたら、翌日15時になぜか台湾マッサージの超簡易的な台の上。(ベッドですらなかった)
新橋から歩いて汐留に行き、帰宅の大江戸線でこのままPC出てこなくて辞めたら何しようかなーと考えてた。確かフィリピンのセブ島に移住してYoutube始めるかーとかぼーっと考えた記憶がある。
それでも運良く出てきたので、今の会社に残るという選択をした。冒頭意志を強く持てば選択をコントロールできそうみたいな話をしたが、全く関係ない。たまたまPCが出てきたから、自分は今の会社で働くという選択をした。こう言うコントロールできない選択もある。そして2年間同じ会社で日々頑張って今に至る。

一方で今の人生の裏側にパラレルワールドとして存在し得たのがPCを無くして会社を辞めてた自分だ。
夢物語でファンタジーみたいなな話ではなく、全然あり得た訳であって、もしそうなってたらYoutuberで大活躍してたかもしれない、フィリピンでのたれ死んでたかもしれない。
たまに見ている「フィリピンのスラムに行ってみた」的なYoutuberがもしかしたら自分だったかもしれない…。

つまり人生は選択の連続の裏側にその分の無数のパラレルワールドがあるのだ。

もっと自分の記憶を遡ると、過去小学生の時にいじめではないが、髪の毛を坊主ちかくまで刈られて、過度にからかわれていたことがある。もしかしたら、そのまま立ち直れずいじめを受けていると思い人生ずっと引きこもってたかもしれないし、その反動で自分がいじめっ子になってたかもしれない。
野球に熱中してた自分は、隣の学校に行ってたらプロ選手になってたかもしれないし、でもプロ選手になっても怪我が多く数年で首になり路頭に迷ってたかもしれない。

つまり自分の今の人生はものすごい確率で針の穴を通すがごとくの絶妙な選択で成り立っているわけで、めっちゃ普通に全然違う人生もあり得た。

これをもう少し飛躍させると、今自分にとって大嫌いな人がいたとしても、別の世界線では自分がその人的な立場になり得たのかもしれない。つまり相手=自分なのである。
(これは弊社の敏腕編集者の人が最近話してたことの受け売り)

誰にも怒らない人って達観してるとか言われるけども、そんなに修行積まなくてもちょっと想像すると過去の自分の選択次第では自分も嫌いな人みたいになってた可能性あったかもと言うのはイメージできると思う。
このパラレルワールドの考え方は結構人生を豊かなものにすると思ってる。

深夜テンションで色々書いたが、結構書きたかったことが書けて満足している。
ぶっちゃけやらないといけない仕事も全然残ってるし、Netflix見ながら晩酌もしたかったけど、noteを書くって選択した自分の人生はこの先微妙に変わるのかもなと思ったりしている。
まさかのバズっていいねがすごく来るとかもあり得るかもしれないし、それは投稿しないと始まらないことである。

過去に後悔せずに今の選択で成り立つ自分を愛そう。そして裏側にいたかもしれないパラレルワールドの自分(=他の誰か)も愛してあげよう。それが人生をHappyにする秘訣かもしれない。

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