【短歌】ルールはいまいちわかってないけど 8月19-23日分
短歌を始めたはいいけれど、未だ、ルールはいまいちわかっていない。
さすがに5・7・5・7・7が基本なのは知っている。ただ、字余りがどこまで許されるとか、句の切れ目を変えていいのかとか、英語を混ぜていいのかとか、イレギュラーな諸々がわからない。
他にも(笑)とか、つんく♂やつのだ☆ひろの♂や☆を音の数に含めるのかなど、気になることはたくさんある。
わからないなら使わなければいいのかもしれない。しかし、やってみると基本の形だと標語みたいになってしまって、表現したいニュアンスが消えてしまう感じもあって、肩を破りたい欲求が湧いてくる。端的に言うなら、型通りだと内容も型通りになってしまって、「そんなこと、わざわざ語るまでもないんじゃないか?」と疑わしくなってしまうのだ。
だから、ちゃんと短歌になっているか不安を抱えつつ、一応、毎日読み続けてはいるので、前回の続き8月19-23日分をまとめていきます。
8/19 お題「宿題」
終業日 下駄箱入れたラブレター
じっくり悩めよ 夏の宿題
ラブレターをいつ渡すか問題って難しい。面と向かって告白できないからこそラブレターを使うわけで、自信がなかったり、シャイだったり、ある意味で返事を恐れているんじゃなかろうか。結論が出ることを先送りしたい感情が見え隠れする。
だとしたら、長期休みに入る終業日なんてちょうどいい。付き合えなくてもいいんだよね。こちらの思いを秘めたままにしておくのが苦しいだけで。なんなら、夏休み中、好きな人が自分のことを考えてくれるかもって想像するだけで幸せを感じられたりね。曖昧な時間って、苦しいけれど嬉しくもあるから。
8/20 お題「スイッチ」
俺だってやる気になれば凄いのに
早くスイッチ押してよ 誰か
むかし、塾のCMで「やる気スイッチ」って言葉が流れたとき、子どもたちはそういうものがあると本気で信じた。つまり、自分が勉強する気になれないのは「やる気スイッチ」が押されていないからなのだと。
でも、生きていくうちにそんなものはないってわかってくる。人間がなにかをやるのはやらなきゃいけないからで、やる気なんて幻想だったのだ、と。
そうなると逆になにもしないことを正当化するため、「やる気スイッチ」が押されていないという言説を使いたくなってくる。要するに、単なる言い訳です笑
8/21 お題「天国」
生活はできても不安 脈早し
地獄天国 シーソーデイズ
ありがたいことにわたしの場合、最高な人生と自慢できるほどではないけれど、一応、死ぬほどではない日々を送ることができている。たぶん、それって幸せなことなんだろうとは思う。
でも、生きづらさを感じてはいて、たまに脈や動悸が早くなる。このままで大丈夫なのかなぁと漠然とした不安に襲われる。そういう天国と地獄が共存しているアンビバレントな日常を表してみた。
8/22 お題「毒」
毒になるかは量次第
酒もタバコもご飯も君も
NO, THANK YOU!
16世紀の科学者・パラケルスス曰く「全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ」と。実際、健康食品であっても、食べ過ぎてしまったら身体に悪いもんね。
だから、好きであっても、一緒にいることが喜びであっても、過剰にならないことが大事だよねって節制の気持ちを詠んでみた。そういう感情に反する理性の葛藤を描くため、7・5・7・7・5と音の組み合わせを変えて普通じゃなさを演出してみた。かつ、最後を英語にして頑なさを出してみた。
8/23 お題「写真」
その子もね存在しない同級生
うちの卒アル呪われてんのw
写真を見る機会なんか、なくなったなぁ。でも、卒業アルバムだけは写真なしでは未だに成立しないはず。そう考えたとき、もし、そこに存在しなかったはずの同級生が載っていたら怖いだろうなぁってイメージが湧いた。
それで、まずは怖い短歌を作ろうとしてみた。でも、いざ5・7・5・7・7で組んでみるとリズムが良過ぎて怖くならない。で、いっそギャグみたいにした方がいいんじゃなかろうかということで、卒アルの持ち主が心霊写真を受け入れている形に切り替えてみた。気になるのは短歌において、「w」ってどういう扱いなんだろう? ってこと。一音にカウントはしなくてもいいのかなぁ。
以上、8/19〜23の短歌でした!
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