なんとも落ち着く百貨店の食堂!<たそがれ大食堂>
たそがれ大食堂 著者:坂井希久子さん
百貨店の食堂と言えば、大森駅近くにあった「ダイシン百貨店」思い出す。
自宅から大森までは電車で30分以上かかるのに、「ダイシン百貨店」をこよなく愛する友人に薦められて何度か足を運んだ。
食堂の名のとおり、和洋中とメニューがたくさんあって目移りすると同時に安さも魅力的だった。
「もっと家の近くにあったらいいのにねー」と2人で話していたが、友人が遠くにに就職して以来足が遠のいた。
おしゃれな外観ではなかったけれど、なんとも落ち着いたあの場所はもうないと知った。
寂しさが残るが、ダイシン百貨店食堂のみなさん、ありがとう。
前置きが長くなったが、今回紹介する本のあらすじは・・・
舞台はマルヨシ百貨店の最上階にある食堂。部署異動となったマネージャーの美由起が同時期に料理長として迎え入れられた前場智子とともに食堂のメニューを次々とリニューアルしていく。
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デパートの食堂と言えば、定番のオムライス、お子様ランチ、そしてナポリタン!
見どころのひとつは、昭和レトロであるメニューを手を替え、味を変えて変化させていくところ。
もうひとつは、美由起を含めた従業員たちの働き方だと思う。
この職場で従業員が日々どのような思いで働いているか。夜遅くなることでどれだけの影響があるか。
昔は経営者の命令に従い我慢を強いられていたかもしれないが、現代はそれでは従業員は去ってしまう。
従業員の働きやすさ、ここにも目を向けて欲しい。
💕😇
追記:オムライスは大別して、ライスを卵で包むラッピングと、卵で全体を覆うカバータイプの2種類ありますが、みなさんはどちらが好きですか?
私はやっぱり、ライスを卵で包むラッピング。
ついつい、赤いケチャップで文字をつけたくなるんですよねぇ。
山田ガーデンファームさんのサイトで「オムライスの種類」を紹介していますのでご紹介します😋
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