言葉の魔術師はいろんな魔法をかけてくれました!<いつもの木曜日>
いつもの木曜日 著者:青山美智子さん
小説でありながら、絵本の要素を兼ねた構成に「これは参りました」と伝えたい!
小説と言うとだいたい文字が連なる活字の世界(たまにイラストが挿入されている程度)だと思いますが、本書は全ページがカラフルな色合い。
加えて、イラストの中に文字が入っているページもあり、次のページを早く開きたい衝動に駆られます。
特に、お母さんである私が子どもからもらった積み木がでてくる2話目のお話はクリーム色で表され、温かみとユニークな趣向に読者のこころを一気に解放してくれます。
マーブルかカフェから飛び出して、より一般的な人たちを対象にした明日へのエネルギーとなる1冊。
青山美智子さんと言う言葉の魔術師はいろんな魔法をかけてくれました!
😸📙
書き続ける楽しみを感じています、その想いが伝われば嬉しいです~