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物事を動かしている?!<伝える準備>

伝える準備 著者:藤井貴彦さん

最前線のアナウンサーとして活躍されている藤井さん。

この本は、編集者がぜひ書いて欲しいと藤井さんに依頼をしたことから始まったと思いますが、どのように口説いたのかと興味が湧きました。
想像するに、心を動かす言葉の力があって藤井さんの心が動いたので、いま私の手元に本があるのですね。

実に、1人の言葉が物事を動かしています。

うわぁ、すごいことだ!とおののいていたら、本の中の藤井さんが語りかけてくれました。

そこでプレッシャーを感じるのではなく、責任を持つというスタンスを取ることで、自分に変化が生まれるということです。

確かに、自分が書いた文章に責任を持つという心構えがあれば、言葉は丁寧に選ぶようになりますね。

本の内容をかいつまんで紹介すると、「言葉をどのように使うか」等をキーワードに藤井さん自身の恥ずかしかった出来事や日々の習慣、そして言葉の変換ゲームがいくつかの例を挙げて解説付きで記されています。

“言葉の変換ゲーム”、私もやってみようと思ったところにすぐ機会がやってきました。

同僚に「お昼休みが終わったら起こしてね」と頼まれた時。時間になって、「おーい、起きて」と言っても熟睡している様子。そこで、「お客さん、終点ですよ!」と耳元でささやいたら、顔をバッと上げたのです。びっくりさせちゃいましたが、効果てきめんでした。

私の例が参考になるかわかりませんが、このように、“言葉の変換ゲーム”はいろいろなところで使えると思います。

相手が、身近に、自分のことのように捉えられるような言葉で伝える。もし、すぐ言葉を発せられない時は、藤井さんのようにちょっと時間をもらうこともあります。
すでに実践している方がいましたら、共有していただけると嬉しいです🤗

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