「GE帝国盛衰史」を読む25 ーマーケティング戦略ー

「第27章テック企業への転進」。
GEは伝統的製造業企業のイメージから脱却したがっていた。
・製造面ではリーン・スタートアップの採用を進め先進的テック企業の手法に習おうとした。
・マーケティング面では、GEの強さをアピールするのに、製品の素晴らしさではなく、それを生み出すイマジネーションが素晴らしいのだと訴えかけるようにした。マーケティングを率いるコムストックは様々なCMを作成した。自由奔放なベンチャー企業のような広報を行い、事業の売上、将来の見込みなどには力を入れなくなった。そしてその結果、2014年ビジネスウィークがGEは124歳のスタートアップになったか。という記事を書くまでになった。

以前の章でも筆者は書いていましたが、B to B企業になりつつあるGEがそのようなイメージ戦略を取ることと、企業の競争力がなんの関係があるのかと私などは思ってしまうが、、。このマーケティング費用は青天井だったらしい。そんな風に思うのは素人だからだろうか。