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小話。脱毛と風呂

こんばんみ。
ナナです。

ナナは休職中に、ある趣味が出来ました。

それは、お風呂です。

お風呂って一番の嗜好品だと思うんです。

1人で出来て、身体にもいい。

最初に湯に浸かった時に、

あぁ〜〜

と、思わず声が出てしまう。

とにかく最高に気持ちがいい。

こんな幸せありますか!

そこで、お気に入りの健康ランドに行こうと思ったわけですが、ある問題がありました。

そう。
ナナは最近、vio脱毛をしたのです。

それは、まぁまるで赤ちゃんのようです。

さて、行こうと思い立ったところ、
ある壁にぶち当たりました。

え、恥ずかしい。

毛がなくて恥ずかしいなんて思う日が来るとは思わなかったですね。

最近読んだ、綿谷りさの
『かわいそうだね?』の一節にこんなのがありました。

「全てを脱ぎ捨てて、ほかのさまざまな年代の女の人たちの裸を眺めながら湯を楽しめる。ガラス戸越しに浴場のなかの大風呂に、白い手拭いで前を隠しながらゆっくりと浸かる女のひとをこっそり眺める。女湯はいい、あったまって桃色になった女の人のおしりや首すじは同性でも、何だか色っぽくて見とれてしまう。」

私はここに共感をしたのです。

やっぱ見るよなぁ。

私は今まで銭湯で赤ちゃんの女性を見たことないのですが、それを分かってていくのは、
非常に恥ずかしい。

そんなこんなで、結局行けず。

あぁ、風呂に行きたいなぁ。

マイノリティの壁、超えられぬ。

そんな小話でした。

おしまい。

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