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あんずが散り、すみれの花が咲きました

 この冬は、結構、寒かったです。

 ついこの間のような気がする大寒の頃は、お風呂場で震えていたのを思い出します。

 ある意味、暦どおりなのかもしれませんが、節分の頃から、急速的に暖かくなり、そして、春の先駆けとして、庭の梅の花が咲き、遅れて、あんずが咲き、それも散って、今はすみれが紫色のかわいらしい花を付けています。

 ぼけの朱色の花も、つぼみが膨らみ、ちらほらと咲き始めています。

 前の小学校の桜の花も開花しました。

 いつの間にか、桜の咲く頃は、入学式シーズンから、卒業式シーズンに移り変わってしまいました。

 この数日間、電車の駅構内では、袴姿の大学の卒業生とおぼしき女性をちらほら見かけます。

 昨日の雨は気温も低く、少し残念でしたが、花冷えの言葉どおり、この頃の気候らしいものです。

 今日は天気も良く、暖かいので、より一層、桜の花が開いていくでしょう。

 「すみれの花咲くころ~♪」という宝塚歌劇団の歌がありますが、まさに今の季節感なんでしょうね。

 亡くなった母がよく口ずさみ、好んだ歌でしたが、宝塚の派手な格好と、すみれのようなかわいらしい可憐な花とは、相対称的のような気がするのは、私だけでしょうか。

 もうすぐお彼岸の中日である春分の日ですが、私の家からお墓のある霊園まで、歩いて30分ほどの距離なのに、私は、あまりお参りに行けていません。

 よく亡くなった母が、「うちは“ほっとけ様”だから」などと、バチ当たりなことを言っていましたが、ややもすると、私もそれに相当してしまうかもしれません。
 ※そのとおり、バチが当たったのか、早くに亡くなってしまいました。

 ところが、よくしたもので、うちの奥さんは、私が言ったわけでもないのに、結構、家の仏壇にお線香を上げているのですね。
 ※花は、換えるのが大変なのか、水やりの要らない季節感のある造花を活けています。

 春の彼岸の入りは、今年は、昨日の3月18日だったそうですが、今朝は、私もやや思い立って、仏壇に線香を上げて、鐘を鳴らし、お参りしました。

 仏式の家ならば、家に仏壇があるのは当たり前のような気もするのですが、東京界隈では、マンション住まいの人も多く、そういうところでは、居住空間的に、仏壇を置く人も少なくなっているのでしょうか。

 もう20年も前、少子高齢化社会が到来するとの認識から、「これから葬式が増えるぞ。葬儀社の株を買うぞ。」と言って、株式を購入したことがありましたが、葬儀がどんどん地味になり、はたまた、葬儀そのものをやらなくなって、狙いは大きく外れ、葬儀社の株式はだだ下がりで、結局、大損して売却してしまいました(T_T)。

 今年は、ふとお墓参りに行ってみようかななんて、ちらっと思いました。
 ※花活けて、線香上げて、手を合わせておしまいですから、何てことはないのですが。ただ、先祖があっての今の私たちですからね。いくら感謝してもしたりないのでしょう。

 今日の朝食は、8枚切りの食パン2枚に、あらかじめマーガリンを塗り、また、あらかじめ暖めておいたトースターで、3分ちょっと焼いてから、食べました。

 こうして焼くと、美味しいって、マーガリンの箱の裏に書いてあったんですね。確かに、後からマーガリンを塗るより、断然うまいです。ちょっとした発見でした。

 春は、変化が激しく、気候面とは裏腹に、思いのほかストレスの高い時期ですが、敢えてぼんやりした記事を書きました(^o^)。

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