もしも小さくなったら
今日のおやつは、ボクの大好きなショートケーキだ!嬉しいなぁ~♪
でも… たくさん食べたいな。
そうだ!
もしボクが小さくなったら、お腹いっぱい食べれるのになぁ。
大好きなケーキを、お腹いっぱい食べたらバナナのすべり台!
それから、ゼリーのトランポリン!!そして、サイダーのプールで泳ぐんだ!!
かき氷のお山をソリで滑るのもいいなぁ♪
眠たくなったらホットケーキのベッドで寝よう!ふっかふかで気持ちよさそう。
それから…それから…。
あれ?あれ?あれ?
ほんとに小さくなってる!!
やったぁ~♪
まずはケーキを、お腹いっぱい食べよう!
そして、バナナのすべり台!!
それから、ゼリーのトランポリン!!
サイダーのプールで泳いだら~
かき氷のお山をソリで滑ろう!
ホットケーキのベッドはやっぱり、ふっかふか~♪
あっ。ママだー!「おーい。ママ!ボク、ここにいるよー。」
あれ?ママ、小さくなったボクに気付かないみたい。「ママー!ここだよ!!」
どうしよう…。
ボク…小さいままだど誰にも気付いてもらえないよ。やだよ。元のボクに戻してよー!!
「あおくん、起きなさい。」
「…ん?あれ?元に戻ってる!良かった~夢だ ったんだ!」
「どうしたの?」
「ボク小さくなってたんだよ!」
「ケーキをお腹いっぱい食べて、バナナのすべ り台やサイダーのプールであそんだり、いろん なことをしたんだ!」
「あら、それは楽しそうね。」
「楽しかったんだけど…やっぱり元のボクが良いや!」
「どうして?」
「だって、小さなボクだとママにギュッとハグ してもらえないもん。」
「そっかぁ、そうね。ママも小さな、あおくん じゃなくて良かった。ギュッとハグできないから。」
END
りんご姫🍎
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