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キャッシュフロー計算書を理解する

こんばんは!
今回も学んだことを書いていきます。
前回までにBS、PLとやってきましたので今回はキャッシュフロー(CF)です!

CFはお金の管理、お金の動きを計算書に落とし込んでみていく。ですので、お金を動きを理解することによって、企業が何に注力しているのかを理解しやすくなるため重要です。

◆キャッシュフロー計算書って?

早速問題です!

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BSやPLのときと同じく、わかりません。
これがわかるようにやっていきます!

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図の左側にある表は企業のIRなどによくある表です。ただよくわからないし、見たくなくなってしまいます。
しかし見ていくと大きくは、3つの区分です。
そして図のようにグラフに移し替えると見やすくなります。

3つの区分と記載しましたが、キャッシュフロー計算書は、
『営業活動』『投資活動』『財務活動』に大別できます。

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では上記の『営業活動』『投資活動』『財務活動』を見ていきます!

◆営業活動

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本業の営業活動において、現金がどの程度増減したかを表します。

・商品を販売して手に入れた現金
・材料を仕入れるために支払った現金
・広告宣伝費など販管費支払いに流出した現金
・税金支払い、保険金受取など

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本業で儲かっていないと話にならないという点では、
営業活動のキャッシュフローは3つの区分の中で一番重要です!

◆投資活動

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投資によってどの程度現金が増減したかを表しています。

企業の投資活動によって、会社に流入、流出した現金の動きです。
図のグラフは2017年度のソフトバンクの数字で攻めすぎかもしれませんが、マイナスだからダメということではなく、むしろマイナスになっているほうがどんどん投資をして、事業を拡大しているため理想的です。

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この投資活動によって会社がどのようなところに興味を持っているのか、経営方針なのかがわかってきます。

◆財務活動

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◆3つのおさらい

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◆フェーズの理解

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上の図のようなパターンのフェーズがあります。
各活動の動きによって企業がどのフェーズにいるか、方向性は?を推測することができるので、見ていきます!

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東芝は、今回パソコン事業を完全売却していましたね。

ここまでを踏まえて冒頭の問題を説いていきましょう!

◆解答

まずはマネーフォワードとはどんな会社なのか?

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会計ってめんどくさい、エクセルとかも。。。
それをクラウドで簡単にやっちゃいますよという会社です。

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❶は、
・営業活動はあまりよくない
・それでも自分達の未来を感じて投資活動をしていますよ
・資金調達もしていますよ
というような動きです。

❷は、
・本業はどんどん稼いでいる
・もっと投資をしていこう
・投資しすぎた分は借入しておこう
という動きです。

そしてマネーフォワードの特徴をググってまとめます。

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では当てはめて解いていきましょう!

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見ていくと図のような流れになります。
では❶と❷のどちらがマネーフォワードなのか?

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皆さんは正解できたでしょうか?

私は、、、、継続して学びます!

3つの活動を頭に入れる⇩

◆営業活動
プラス:本業で資金を獲得
マイナス:本業で資金が流出
◆投資活動
プラス:設備や株を売却
マイナス:設備や株へ投資
◆財務活動
プラス:資金を調達
マイナス:返済

フェーズを頭に入れる

・健康経営
・攻め型
・治療型
・衰退型
・勝負中
・東芝の財務諸表

そしてグラフに移し替えて数字を当てはめることをしっかり練習していきたいと思います。

まずは自分が働いている会社から見ていくと面白い、ゾッとする、、、かもしれませんね!

引き続き学んでいきます!!
今回も最後までありがとうございました。

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