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LIVE配信未経験の僕が3ヶ月ライバーをして感じたこと②

前回の内容

前回は僕がLIVE配信Appを始めた理由、インストールする前にしっかり調べた話、初配信は12分間の無言で終了した話でした。寝る前に、ふと書こうと思って書き始めたので、今朝起きたらなんでこの事書いたんやっけ?ってなったけど伝えたいことはたくさんあるので今日もこれを書いてます。
前回の内容が気になるよっていう優しい方は以下をご参考に。

https://note.com/n_n_n_t/n/nd9c35b4d5ee4

初めてのリスナー

気を取り直して2回目の配信。人生初めてのLIVE配信は、誰もリスナーが来てくれなく、沈黙の12分間。少し、心が折れかけていたけど、友人の協力で2回目の配信に踏み切れた。最初は、友人しか自分の枠にいないのでたわいもない話というか、いつも通りの会話をしていて心地いい時間が流れてた。
2回目の枠を開いて10分くらい経ったくらいに、友人ではないアイコンが画面上部に表示されていた。正直、ビクってなって、心臓はバクバク。ってか誰??w
LIVE配信Appで自分の配信を聞きに来てくれた人に対して誰とはなんぞやと思いながらも、「〇〇さんどうも」と一言かけたのであった。

するとどうだ、もういないではないか。勇気を出して発した挨拶を聞いてくれていたか、いなかったわからないくらいに、リニアモーターカーよりも早いスピードでもういなかった。
少しというか、結構寂しい気持ちになりながらも、配信は続けた。
別にすぐいなくなったことを愚痴っているわけではなく、ここで思ったのは、リスナーからしても僕は『誰?』ということ。
どっかで傲っていた気持ちはあった。誰かが来てくれて、自分にコメントを打ってくれて、ギフトなんで貰っちゃってなんて。
でも、現実世界でそれが起きるかというと非常にレアなケースなわけで、現実世界では僕のことに興味がない人は、僕に話しかけてこないし、急にお小遣いをくれる人はいない。でも、ネットになるとどうだ、なぜ簡単に声をかけてもらえると思っていたのか。
自分がこんなちょっとしたことで寂しくなるということは、自分がいとも簡単に他者を寂しい気持ちにできてしまうということ。現実世界でもこのことは念頭に置いておくべきことだが、ネットの世界ではその寂しさや悲しさがダイレクトに伝わると痛感。
なぜなら、あくまで自分は寂しさを埋める為にLIVE配信を始めたからで、埋めるための行動で寂しさを感じているからで、他のユーザーにも少なからず同じ理由で始めた人はいるはずだから。

その後は、何人か来てくれ少しお話ができたり、自分のことをフォローしてくれたり、ギフトをくれたり、それなりに楽しい時間を過ごせたかなと思う。
今は違うが、その時は自分の好きな音楽を流すという配信をしていた。僕はBUMP OF CHICKENが好きなので自分の枠の名前も「BUMP流してます」にしていた。なので、その時来てくれるユーザーはほとんどが「BUMP好きです」という人達だった。
2回目の配信はなんだかんだ2時間くらい配信したんじゃないかなって思う。

ということで、無事?LIVE配信1日目が終わったのである。
ちなみに、このタイミングで言いますが、別に僕はLIVE配信Appで嫌な思いをし、嫌いになったとかではなく、今現在もかなり楽しく使っているし、顔とかよく知らないけど仲のいいユーザーもたくさん出来たし、非常に満足してますw

初めて自分がリスナーになった話

自分の配信を終えて、「なんか疲れた」と思ってビールを開けながら、他の人はどんな配信をしているんだろうと気になった。今思えば、順番は逆だっったなと。他の先輩ライバーの配信を聞いてから自分の配信を始めるべきだったなと。
僕が初めて行ったライバーはちょうどさっき自分の枠に来てくれて、結構多めにコメントとかくれて、BUMPで盛り上がって、一番印象に残っていた人だった。
その人は基本、『弾き語り』を配信されていて、枠に入ると綺麗な声で「あ、〇〇さん!!来てくれてありがとう!!」「さっきはありがとう!」と僕に声をかけてくれた。
その枠には14人くらい僕とは別のリスナーが先にいて、どの曲を歌ってほしいかとか、さっき歌っていただろう歌に拍手の絵文字を送っていた。
その後、さっきまで僕がBUMPが好きだという話をしてたこともあり、BUMPの曲を何曲か歌ってくれた。(めっちゃ上手です)
そこから30分くらいその配信を聞いていたと思う。

お気づきだろうか?このライバーは僕に、「来てくれありがとう」と感謝を述べたのである。
ん?普通じゃね?来てくれた人の挨拶するのは。って思う方はLIVE配信始めましょうw きっとうまくいくので。
別に来てって言われて行ったわけでもないのに、なんか感謝されて、その枠にいたリスナーの中には僕に対して「〇〇さん、いらっしゃい」と声をかけてくれる人もいたりして。
なんて言うか、嬉しかった。認められた気がした。自分がここにいていいんだって。
それと同時に、自分の配信の際、来てくれたリスナーに「来てくれてありがとう」って言ったけ?と自分の聞いてみた。
いや、してなかった。

別にこの話は、LIVE配信の世界に限らず、どんなシーンでも通ずることで、人にありがとうと伝えることは相手への敬意であり、相手の存在を認める言葉であり、言われて嫌な気分になる人はいない。
なんでそんなことが分かっているのに言えなかったのか。
いや、多分今まで分かっているつもりで、本当は何も分かっていなかった。行動しないのは理解していないのと同じである。
その日から、自分の配信を聞きに来てくれた人には「ありがとう」を伝えている。この当たり前が結構大事だったりするのだ。

そしてこの日から意識的に変えたことがある。
仕事で名刺交換する際の挨拶だ。
普通は、「初めまして、〇〇株式会社の〇〇です」と言うか自分もそうしていた。しかし、今は、初めて会う方でも「いつもありがとうございます。〇〇株式会社の〇〇です。」と挨拶を交わすようにしている。
もしかしたら、先方は「初めてだし」、「何もしてないし」、とか思っているかもしれない。でもそのありがとうには今回の打ち合わせの機会を頂いたことや、メールでやりとりして頂いていたことや、先方の製品がなければ生活が困ることや、色々なことに感謝を込めている。
そのおかげか知らないが、いくつか大きい案件が決まったこともあるし、先方も「こちらこそ、いつもありがとう」を返してださる場合もある。
こうして初めて他の人の配信を聞いて一つ人として成長できた気がしたのであった。


まさか、LIVE配信Appで気づかされたことが私生活に活きるとは思っていなかった。僕が、Appの外から中に向けて話しているのは、マイクに向けてでもなく、iPhoneに向けてでもなく、なのだ。
その事を改めて念頭に置いて、今日も配信をしようと思います。



ここまで読んで頂きありがとうございます。
次回は、「思っていたLIVE配信Appと実際使ってみてのLIVE配信App」「今現在の自分の配信について」をゆるーく書いていこうと思います。

よかった次回も是非読んで頂けると嬉しいです。

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