大手の結婚相談所を利用しているのに、なぜ結婚できないのか?“その3つの理由”。

皆さん、こんにちは。倉沢です。
さて、本日も、アラフォー・40代以上の男性の婚活の話について、お話したいと思います。

大手の(有名な)結婚相談所を利用しているのに、なかなか婚活が上手くいかない、という男性は、「結婚相談所」というものが、婚活をする上で、“どういうところ・存在”であるか、「その本質な部分」を理解されていない方が非常に多いです。

まず、結婚相談所というのは、基本的に「こういったところ」になります↓

・「“条件”至上主義」が横行している世界

・ここで婚活をしている女性は、“普通の男性(ただし、あくまで女性目線の)”を求めている

・リスト(女性の紹介)だけを回してくれて、本質的な、女性をものにする方法は教えてくれない

結婚相談所とはどういったところか、その本質を言葉で表すと、主に「上の3つの要素」を持つところ、となります。

結婚相談所を利用して、婚活を首尾よく成功させようと思えば、「上の3つの要素」(本質)をしっかりと理解した上で、これを使う(利用する)必要があります。

まず、一つ目の

「“条件”至上主義が横行している世界」

これですが、結婚相談所は、ひとたび、この世界に入ると、ここでは、

“条件が良い者がひたすら善”

といった構図に無理やり引き込まれます。

この場合の条件とは、

「容姿・年齢・学歴・職業・収入・コミュニケーション能力・離婚歴の有無等」

といったものです。

結婚相談所は、上のような条件で、条件の良い人間に人気が集中する傾向になっています。
なので、上の各条件が良い男性は、結婚相談所を利用すると、すぐに婚活が成功します。引く手あまた、だからです。

前述したように、結婚相談所は、“条件至上主義の世界”、「条件の良い人間が善」なので、ここでは女性にモテモテ、多くの好意を寄せられる女性の中から、自分が良いと思う女性を選ぶことができます。

でもこれって、そういった女性が悪い、いやらしいのか、というと、決してそうではなく、あなたが、結婚相談所を利用して、女性を探す時も、やはり、

「容姿・年齢・学歴・職業・収入・コミュニケーション能力・離婚歴の有無等」

こういった条件の中で、出来るだけ良い条件の女性に自然と目がいくようになります。

これは人の持つ、ごく普通の「本能的な部分」で、人は、たくさんの選択肢の中から、自分がそれを能動的に探す・選ぶ場合、

「その中で、出来るだけ条件の良いもの」

に目が行くようになります。

例えば、家電量販店に、何かの家電を買うために探しに行った時も、たくさんの家電の中から目が行くのは、やっぱり、自然と売れ筋のトップ5くらいまでのものだと思います。

自分でどれを買うか、探して決められるのに、わざわざその中で、トップ20位とか、30位のものを選ぼうとは思わないと思います。

結果、家電量販店には、たくさんのメーカーの、たくさんの種類の家電があるのに、よく売れるのは「トップ5くらいまでのもの」といった感じになります。

家電と人とは、もちろん全く違いますが、結婚相談所でも、ここを利用する人間は、やはり、前述の家電を買う時と「同じような心理状態」になってきます。

数ある相手の中から、自分で自由に選べるからです。

そして、その心理状態は、自然と全体の中の「わずかトップ3%ぐらいの条件の良い層」に、結婚相談所の利用者の目を自然と向かせるようになります。

結婚相談所は、本人の性格が良い悪いに関係無く、ここでは男も女も、全体の中の「トップ3%ぐらいの条件の良い相手」に自然と目がいきがちになるのです。

あなたが、これらの条件↓

「容姿・年齢・学歴・職業・収入・コミュニケーション能力・離婚歴の有無等」

これらが、綺麗な円の形になるような良い条件の男性なら、結婚相談所を利用すれば、そう時間をかけることなく、婚活を成功させることができると思います。
前述したように、ここは条件至上主義の世界なので、条件の良い人間はモテモテになるからです。

でも、自分はそこまでは条件が良くないと思われる場合は、結婚相談所は、婚活ではかなり不利な戦いになってきます。

繰り返しますが、ここは「条件至上主義の世界」、利用している人は、「もっと良い条件の人はいないか」と、ひたすら、少しでも良い条件の相手を探しているからです。

そしてこれは、あなたが結婚相談所を利用した場合でも、やはりそうなり、その中で出来るだけ条件の良い女性に目がいきがちになります。

このように、結婚相談所を利用すると、嫌でも、「条件至上主義の世界」に巻き込まれていきます。
あなたは、そこでは、条件が良いかどうかだけで見られるようになり、そしてあなたも、相手を条件で見る(探す)ようになるのです。

結婚相談所を利用して婚活をされる方は、こういったことをを理解した上で、利用されることをお勧めします。

次に、

「ここで婚活をしている女性は、“普通の男性(ただし、あくまで女性目線の)”を求めている」

これですが、結婚相談所を利用する女性に

「どういう男性を望みますか?」

とアンケートを取ると、必ずと言っていいほど、これに答える女性は、

「“普通の男性”だったらいいです」

と答えます。

これを聞くと、なんだ、結婚相談所を利用している女性は、そう高望みはしていないんだ、と思われるかもしれませんが、これが大変な誤解の元で、婚活をしている女性が、男性に求める“普通の男性”というのは、男性の考える「普通の男性」よりも、何ランクか条件が高いです。

要は、婚活をしている女性が求める「普通の男性」は、男性の考える「普通の男性」とは、決してイコールではないのですね。

かといって、男性の考える「普通の男性」と、もの凄く乖離があるか、というと、そこまでではないです。

でも少なくとも、男性の考える、「普通の男性」よりは、色々と条件が良いのは間違いない。
婚活をしている男性は、「このこと」は確実に頭に入れておいた方がいいです。

ちなみに、女性の考える「普通の男性」とは「こういう男性」です↓

・顔は容姿は「普通」だけれど(特別イケメンではないけれど)、適度な清潔感と爽やかさがある

・特別お洒落ではないけれど、服のセンスは悪くない

女性がそれなりに楽しめる(居心地が悪くない)コミュニケーション(会話・立ち振る舞い・デート等で)ができる

・収入は、その年齢での平均ぐらいはある

・年齢は出来れば、なるべく若い方がいいが、年齢が高くても、見た目が若々しければOK

“女性経験(女性との交際等)”は過去に2,3人はある

「上の条件」を見ると、一般の男性が、決して届かないような条件ではないけれど、でも、「まあまあ」「それなりに条件の良い男性」なんですね、女性の考える、「普通の男性」って。

ということは、結婚相談所を利用している男性は、ここで婚活を成功させようと思えば、出来るだけ、上の条件の「普通の男性(女性の思う)」を目指す必要があります。

そして最後、

「リスト(女性の紹介)だけを回してくれて、本質的な、女性をものにする方法は教えてくれない」

これについては、もう、この書いてある通りで、結婚相談所というものは、結局のところ、

“リスト(女性の紹介)回し屋さん”

です。
これ以上でも、これ以下でもない。

これは、決して結婚相談所のことを悪く言ってるのではなくて、結婚相談所というところは、女性と結婚させてくれるところではなくて、こういうところ(リスト(女性の紹介)回し屋さん)だということです。
結婚相談所を利用される方は、「ここ」を理解して利用されるべきです。

結婚相談所を利用すれば結婚できる、などと思って利用すると、その想いは大きく裏切られます。

繰り返しますが、結婚相談所は、リスト(女性の紹介)を回してくれるだけで、女性を上手くものにできるやり方は教えてくれませんからね。

いや、自分が利用していたところは、色々教えてくれた、という方もいるかもしれませんが、僕からすれば、そのやり方は

“超薄い”

です。

「そのやり方」で、婚活で意中の女性をものにできるほど、婚活は甘くはないです。

婚活は、女性との出会いの数は当然、大事です。
これが多くなればなるほど、自分が良いと思う女性に出会える確率が上がるからです。

でも、ただ女性と出会えるだけではダメ。

出会った女性と親密になれる、異性のパートナーになれる術(すべ)を知らないと、ただ女性と出会っているだけ、になってしまいます。

それは、リストをもらっても、捨てているような状態です。

婚活を成功させようと思えば、

・女性との出会いの数

・女性と親密な関係になれる術(すべ)

「この両輪」が必要になります。
「この2つ」があって、初めて婚活はスムーズに成功してきます。

・・というわけで、本日は、大変長くなりましたが、今、結婚相談所を利用して婚活をされている方、これから結婚相談所を利用されようと思われている方は、本日お話したことをぜひ頭に入れて、結婚相談所を利用してください。

結婚相談所は、少なくともリスト(女性との出会い)は回してくれるので、使えない、というわけではないです。

ただ、どこまで行っても、「条件至上主義」の世界なので、条件の良い人間がここで良い思いができる、という側面はやはりあります。

by 倉沢望

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