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命名

我が家の持ち物の中には、いくつか、名前がついている。その代表格が、車である。今の車には、「小志朗(こじろう)」という名前がついている。私がkojuroで、読みがややこしいが、既につけてしまったので仕方がない。そしてこの名前は、私が勝手につけているだけではなく、家族全員で呼称している我が家公式の呼び名である。

小次郎は、すこぶる足回りが良く、快適な我が家のカーライフを支えてくれている。


次に、私の記事で紹介したものの名前をいくつか挙げてみる。以前、私の体温計が、次女によって持ち出され、ちゃんと計測するかどうか心許ない古い体温計を使い始めたと記事で書いた。その時命名したのが、「検温くん」だったが、これは家内にかなり叱られた。そして、呆れられた。

だって、もう、オムロンで登録されている商標でしょ。バカじゃないの。あなた。

そう叱責されたのですぐにリネーム。今は「検スケ」を襲名して、これがすこぶる快適に、しかも正確に体温を測り叩き出してくれているので、毎日の検温が楽しみなほどだ。「検スケ」なら、家内に文句を言われることは無いだろう。


そして、家内のスマホケースである。これは、私が敬愛する「西宮 ながた整体院」さんから頂いた名前を襲名し、「宇宙太(うちゅうた)」という。家内はむかしのケースを気に入り過ぎて、全く同じデザインのケースを新たに購入したのであるが、「宇宙太」は、家内のスマホを安全に守ってくれている。ちょっと色が濃くなったような気もするが、それはきっと気のせいだろう。家内もこの名前を、とても気に入っている。今ではスマホそのものの名前が、宇宙太になっている。

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最後に、報告である。小志朗についている、30年以上使い続けているルームミラーの名前である。私の命名が、センスが無いというお叱りもコメント欄で頂戴したため、長女に命名権を渡したのだが、軽くあしらわれた。

そんなの、30年使っているんだから、自分でつけるべきでしょ。

Gの退治のためにスクランブル出動したのに、なんて仕打ちだ!と、心の中で大声で叫んだ。

ということで、私が考えた。

ミロ。

フランス語で鏡のことを、ミロワールと言うらしい。そして、日本語の、見ろ、にもかけた。我ながら、なかなかのできだと思ったのだが、家内は、

ふーん。なんか、麦芽飲料みたいね。

なんと、その通りだ。だが、意味合いが全く違うじゃないか。と、私は心の中で小さく嘆いた。ミロは、保留となった。


実はもうひとつ、我が家でかなりよく使うもので名前がついているものがある。明日は、それの記事を少し書こうと思っている。いつものごとく、別段、たいした話でもないのだが。


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