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冬至

既に冬至も過ぎ、日に日に、日の出ている時間が長くなってくる。

日の出の時間は、1月の下旬くらいまで、少しずつ、遅い時間になるのだが、むしろ日の入り時間が、それよりも遅くなり、昼間の時間が相対的に、冬至を境に長くなる。1月の中旬からは、日の出の時間も、早くなってきて、夏至に向かっていく。

最初は、これを知らなくて、日の出の時間がなかなか早くならないことを、不思議に思っていた。


毎年、冬至に、やることがある。それは、一陽来復と一陽来福のお守りをもらってくることだ。

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このお守りは、冬至の日の出深夜24時に、恵方を向けて、貼り付ける。冬至でなくても、大晦日、あるいは節分でも良い。3回、貼るチャンスがある。

忘れてしまうこともあるので、私は、できる限り、冬至のチャンスを活かすようにしている。

冬至を境に、陰が陽に転ずると言われている。私は、このことが好きで、もう、20年ほど前から、この習慣を欠かしていない。


最近数年間は、朝から並ぶ。早く行かないと、前の日の夜から長蛇の列なのだが、今年は、このご時世で密を避けるということで、開門が5時だった。出社の前に、並んだのだが、参拝の列には、さすがに並べず、お守りを購入するだけの列に並ぶのがやっとだった。何とかお守りを購入し、それから出社することができた。

お参りは、別の日に、ゆっくりと家内と、出来たら次女とで行くことにしている。


毎年、恵方というのが、ある。お守りは、そちらに向けることになっているのだが、それが、なかなか難しい。

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私は、あらかじめ、部屋の窓が向いている方向、壁が向いている方向を、スマホの方位磁石アプリを用いて調べて、そこから、お守りが向く方向が恵方になるようにと調整して、貼れるようにしている。

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私も、家内も、あんまり信心深い方でもない。でも、家内の勧めもあって、このことを、あるきっかけを最初に、続けているのだが、できる限り、家内と一緒に、協力して、続くていくつもりだ。

今年は、特に、冬至が月曜日だった。週の初めは、なかなか、仕事がハードだったりする。

家内は、それを心配して、お守りの配布時間などを色々調べてくれたりして、アドバイスをくれ、仕事の時間を調整して、当時の夜にズレても行けるようにと配慮してくれたりして、本当に助かった。

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科学的根拠があるのかとか、本当にご利益があるのかとか、それは、さておき。人は、信じるものがなにかあれば、踏ん張れるところもあるのだと思っている。

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今年、あとわずか。そして、来年と。我が家も、日本中の人々も、そして、世界中の人々、願わくば、宇宙中の、生きとし生けるものに、幸せがやってきますようにと願って、家内が準備してくれた南瓜乗せの晩ご飯を食べ、ゆず湯に入り、24時を待って、お守りを、冬至の日に、部屋に貼り付けた。

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