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リキ日記_父

ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。

我が家のハリネズミの名前は、リキという。


長男が帰宅してくると、できる限りリキのケージの掃除と、リキの観察をしてもらうこしとにしている。

長男は、リキの本当の飼い主なので自分の子供のように考えていて。そして、何の文句も言わず、当然のように世話をする。そして、いつも、リキをてのひらにおいて、観察するのである。

最初は丸まって警戒しているリキも、時間が経つと、体を拡げて逃げていこうとする。だが、長男がガードしているから逃げることが叶わず、また、丸くなる。

ひとしきり掃除もエサの準備も終わったら、暗幕を下げてケージに夜のとばりが降りる。いつもは、ちょっとだけエサを食べては巣箱にすぐに舞い戻りリキは寝ている。人が寝静まるまで出てこないのだ。

ところが、長男がいて、リビングで声がしていると、エサを食べている時間が長い。巣箱から長い時間そとに出ている。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

リキは、父の声がわかるんだろうか?


そんなこんなを家内と語らおうとして振り向くと、家内が笑って足を指さして笑いつつ、言った。

リキは、耳がいいのよ。父親の声がすると安心するのよ。ジジババじゃあ、物足りないのよ。



マッサージミッションの発動だ。




家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。

家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。




だから。



これで、いいのだ。




カメラを押しのけて砂場に入るリキ




第10話は、とうとう「俺」は、検査に行き。異常が無いことを告げられる。安心してPCを見ていると、「あれ」が、広告として出てくる。クリックしてもリンクに飛ばない。

「あれ」は、PC上にも出てきたのだ。俺は、「あれ」にどこかで自然に遭遇してしまう。

磯貝さんの「Watcher」に登場する「あれ」は、磯貝ワールドの創作ではあるが、妖怪好きの私には、ちょっと親近感がある。だが、私は、妖怪を見たり遭遇したり、ましてや「あれ」をみかけたりという不思議な体験は一切したことがない。

だからこそ、憧れている部分があるのだろうと思う。



冬のエノコログサとコリキ
※コリキの顔は、一円玉よりも少し小さいくらいの大きさです

てるとさんの地元で開催される「だれでもアーティスト展」は、今年で最後だそうだ。この関連記事を読むのは、もう、4年目になる。読者としても寂しい限りだ。

てるとさんも言っているのだが、力作、大作揃いで。すごいアーティスト展なのである。

てるとさんは言う。作品は、技術じゃない、と。

今年で終わってしまうのは、とても勿体ないと、私も、思うのである。出来得るならば、来年も是非、この記事を読みたいものである。


いわのりさんは、アーティストである。いろんな創作活動をされている。本職はちがうらしい。趣味でいろいろな創作をされていて。本もたくさん読んでいる。

きちんと目標も立てて。そして、一年間、行動をする。私には無い几帳面さである。見習いたいものだが、私には無理っぽい。

デジタル絵本を4冊完成させたという。カバー画像もそうだが、イラストが可愛い。

天は二物を与えずなどと言うが、多才な人はいるものだなぁと思うのである。いわのりさんも。noteの世界の、他の人も。実に羨ましい。



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