Naho T.
コミュニケーションとか言葉とか
帽子屋シリーズ:いつでもどこにでもいて、いつでもどこででも会える、私の帽子屋、私のいのちの糸をつむいだり、ちぎったり。
うつつの世界
自分との間に信頼を構築していく、道のりなど
SNRIの服用を再開した。 このままでは家族を殺しかねない。 私がC-PTSDを生きているということは、絶望的に誰にも分かってもらえなくて、分かってもらえないと認識しているままで、どうしても分かってもらいたい、という衝動が湧き続ける。特に家族には、母には分かってもらいたいが、全く無理だろう。 この衝動を違う言葉で言うと、寂しい、ということなのだけど、寂しいというのは、寂しいというだけで、それ以上でも以下でもないし、性欲とは全然違う。何故唐突に性欲の話が出てきたかというと、
忘備録: コンステレーション: ほとんど青黒くて、 ざらざらと結晶化して採石場で粉砕された石たちを連想する。 水銀よりも重たい鉛よりも冷たい 一粒一粒に鋭い尖がある 脆くてすぐに割れる 割れると、刺さる 柔らかな内臓に重く刺さって肉が割れる。肉が割れて血が流れる。 最初は気管の壁に付着していたのだが 今では私の肺の底に重たく堆積して 身体を横たえるとざらざらと 喉の方へ流れてくる。 結晶化して脆く割れた鉛の重さの雲母が呼吸をする度に 私の肋骨が上にゆれて下にゆれ
忘備録: 傷は治らない。 今の世の中、色んな心理メソッドの情報があって「トラウマ」とか「インナーチャイルド」とか、そんな言葉を誰でもが知っている。 まるで「心の傷の治し方」がたくさんあるみたいな印象を受けるのだけど、私は「心の傷って治らないよ」と言いたい。念の為に加えると、これは「一生被害者」っていう意味ではない。被害、加害、という概念と全然違う次元で、傷は傷として残るし、傷つく前の状態には戻れない。 だから、自分に対しても、人に対しても、傷を再びつくらないために、立ち
5月に「ダメ出しと社会構造」というタイトルのワークショップを開催する。私はその主催である。NVC(Non Violent Communication)の文脈のワークショップだけども、身近な人とのコミュニケーションのためワークショップではなくて、自分の言葉をしっかり深く見て、社会構造を紐解いていく。ワークショップ自体には、もちろんワクワクしている。なんせ、私がやりたくて動いて、現実化したのだ。告知も、割と楽しかった。が、告知、嫌になった。 告知。心削られるというか、心倦む。告
沖縄にて、 対馬丸記念館の裏の公園で、絵描きのおじさんにお茶に呼ばれた。 サフラン茶を入れてくれた。 サフラン茶は金色の液体で、美味しかった。 おじさんの絵は、魔法の絵のようだった。本当は一枚欲しかったけれど、買えなかった。 本当に素敵な、 本当に欲しいものを、 私はお金で買ってはいけないと思っている。 おじさんは素敵だった。 一緒に写真を撮りたかったが、 それもできなかった。 本当にそこにいて、 本当に生きていて、 本当にいのちを生きているものを、 私は写真に撮っ
Take Your Time. It’s yours. Take your time. 自分を急かしていませんか? 色んなことが目まぐるしく変化していく昨今、 ついていかなきゃ! という気持ちが掻き立てられるかも。 っていうかね、 私自身がね、 なんだか心がパサパサしているのよね。 心の瑞々しさが枯れてしまって、 乾燥して荒れて所々小さく切れて血が出ている。 ピリピリと痛いし、 何かすると、 いろいろ染みてヒリヒリ痛い。 それに気がついたら、 立ち止まって、 ひ
Mad hatter, Mad hatter, where are you! Yes Dear, Here I am . How are you, my dearest love. How would you like to have me? Mad hatter Mad hatter, I am so sad and lonely, So I can’t stop beating this Pampas Glasses I feel sorry and pity bu
忘備録: ゾンビと私とマリアさまと ゾンビと遊んでいたら、 私は段々とイライラしてきた。 うっかりしたら、噛みつかれそうになったりして、気分がピリピリしてくるのだ。 ゾンビに噛まれたら、ゾンビになるじゃん。私はゾンビになんかなりたくないわけさ。 3回目ぐらいに、ゾンビに噛まれそうになって「ひゃっ!」っとした時、私は本当にイライラして、 思わず「ゾンビはしね!」と叫んだ。 その刹那、ゾンビはびたりと動きを止めて、私の方をじっと見た。目玉の落ちた眼窩が私の方を向いている。
どきどき未知未知 朝、近所の土手を歩いていたら 鴨たちがおった。 あんたら、足冷たくないん? と聞いたら、 飛んでいった。 サイ子さん、 あなたにとって、未来とは何ですか? (また飛んでいくやろか?飛んで行く前には、一言「飛んでいくわ」とお知らせください)
できるかな? どきどき、わくわく、 とりあえず、テスト。 https://note.com/space_neiro
レンドルミン 半分 デパス 1 リフレックス 半分 2日目、で、3日目 あまりにも、心がしんどくて、やはり、リフレックスを服用することにした。
忘備録: 交換と選択について 鬼が来た。 鬼は私に、鬼の角と私の心を交換しようと持ちかけてきた。 私は「交換は嫌いだ」と思った。 私がそう思った刹那に鬼は、 「交換が嫌いなら何が好きなのだ?」 と聞いてきた。 鬼に私の考えなど筒抜けなのだ。 私は間髪入れずに 「自分で望むものを選択できることが好きだ」と答えた。 普段からそう考えているからそんなことは即座に言える。 鬼は、 「これはおまえが望むものを選択した結果である。すなわち、鬼の角とおまえの心との交換を持ちかけら
とりあえず、死ぬのは明日にしよう。 ちょっとだけ頑張って、息を細く長く吐いて、限界まできたら、2秒息を止めて、それから力を抜いて、空気が肺を満たすのを感じてもいいし、感じなくてもいい。 とりあえず、死ぬことについては、明日考えよう。 どうせ明日死ぬかもしれないのだから、そこらじゅうにある柔らかいものを集めて、その柔らかいものにくるまって、少しでも柔らかい感触を自分の皮膚に経験させてやって、目を閉じて百万まで数えよう。 また、きっと明日に、ね。
未知の存在みちこ 「あなたは普段何しているの?」と聞くと、みちこは「ただのジムしてる」と答えた。 みちこは凛とした発声で話す。身体は小さいが声はよく通る。 私はみちこが着ているTシャツが気にいった。みちこの持ち歩いているショールも気に入った。みちこのTシャツには面白い猫のイラストが描いてあった。身体が黒くて後ろ脚だけ白い猫のイラストで、そのユニークな色味の猫はみちこの猫だということだった。私はそのTシャツが気に入ったので、みちこに話しかけようと思った。みちこのショールはア
自分のことを信じられないって、辛いこと。 私は長い間「自分を信じられない」ことに苦しんでいた。 私は自分を信じる方法が分からなくて、苦しくてたまらなかったので、自分を信じるためには何をどうしたらいいのか、どんな考え方をインストールしたらいいのか、世の中に溢れる情報にアクセスしようともがいて、情報に翻弄されて、さらに苦しんだ。 何故って、 自分を信じられないものだから、自分が見つけたものだって信じられないわけさ。 でね、 私が思うに、 自分を信じることができるようになる
忘備録: 美しさと、豊かさと、いのちと。 害虫なんて言葉があるけど、地球に害をなす虫なんかおらんぞ、と私は思う。 そんなことを思いながら、私は蚊をパチリと叩いた。 これが、私にとっての豊かさである。