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人が成長するとき、実は5段階

先日アップした動画で、「人が成長するときは3ステップある」と解説しましたが、厳密に言うと実は5段階あります。


どうしても、動画ではコンパクトにわかりやすくまとめるために、ギュギュッと凝縮して伝えますが、あとがき的に、ここでは全てを語ります。

人は「自由に」「楽に」生きていたい


どうしても人は、自分がしんどい・ツライことなんてしたくないので、
「本当の自分って・・・?」という自問を繰り返しながら、自由に、自分らしく居られる環境を好みます。

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でも現実的には、毎日仕事に行くし
人とも接するし
時には嫌なことも起こるし
生きていく日常の中で、人は色んな事を感じて考えます。

今の自分に不満があったり
周りに不満があったり
もっと違う景色を見てみたいと思ったり
理想や夢があったり
心の中では「もっとこうなりたい」という願望があったりします。

願望や不満を持っていても、自分に折り合いをつけて生きていくのは、
一見安全な様で
一見「大人」な様で

実はめちゃくちゃ危険です。

「挑戦する」リスクよりも、「変化する」リスクよりも、現状にとどまることのほうが圧倒的にリスクが高いと、私は考えてます。

時間はどんどん前に進み、自分はどんどん年を取って、身体機能も頭脳も衰えながら明日を迎えます。

その状況の中で、明日には明日の位置に居ないと、1日分退化していく。
毎日です。

人は「自信を持って自由に楽に」生きられる


ここから、「変化の5ステップの話」です。

先程の動画では3段階と言いましたが、実のところ、全部で5段階あります。

(めっちゃある。)

まずは一番下の「自分らしい」楽ちんゾーン。

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ここは、退化確定、衰退確定、老害確定の一番避けたいゾーンです。
「明日もがんばろ。」とか言ってますが、頑張ってません。
こなしているだけです。

絶対にここから脱出したいので、もう何も考えずに何かを始めたり取り入れたりして、走って逃げる勢いで次のステップに登ります。

目標がなければ、誰かのマネをしてもいいし、本業とはかけ離れたことでもいいかもしれない。

2段目。

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ここからが過酷ゾーンです。

知識がない状態で教育に当たる人は、ここに居る新人や若手の自信を奪ってプライドを傷つけまくって、ヒドいときは潰します。

「意識してもできない」ので、ミスもするしやらかしますが、ここは「意識を持ち続ける支援」で乗り越えます。
自分にご褒美とか、時に息抜きとか、なんとか踏ん張ります。

さて、3段目です。

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まだ意識しないとミスるので、自分のものにはなってないけど、ポジティブな人はここからもう、自信がみなぎり始めます。
謙虚な人や完璧主義な人は、「いや、私なんてまだまだ・・・。」ってなる位置です。

そのとおりです。
意識しないとできないうちは、まだまだです。
プロとは到底言えないので、ここでも意識を保ち続けます。
成長した状態、変化した状態は、もう少しだけ先です。

でもここまで来ると、「成功体験」が出始めるので、モチベーションは自分で作れるようになります。

さて、動画での解説では次がラストでした。
4段目。

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安心して見てられます。
もう何も心配要らないし、ここで個人の「変化・成長」は終わりです。
「楽ちんゾーン」と「無意識ゾーン」の大きな違いは、「自信の有無」です。

「楽ちんゾーン」は過信や慢心。
「無意識ゾーン」は自信と自由です。

同じ様に居心地はイイですが、雲泥の差です。
ここに来ればもう、プロです。専門家です。
おつかれさまでした。

そして、動画では解説を割愛した、ラストの5段階目。

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教えられるようになってくると、例えばミュージシャンならレッスンでお金を稼げるし、芸術家なら自分の作品を売れば収入になります。
知識をコンテンツ化して、情報発信で収益を得ることも可能。

指導者クラスになりました、管理職になりました、という状態もここです。

が、しかし。

ひとつ付け加えたいのは、この位置に登った状態であったとしても、
「現状維持」は不可能です。

また新たな目標や目指すべきゴールを設定して、別の階段を探すんです。

命ある限り、
「自分」を探して、生き続ける必要があるんじゃないかと私は思います。

こういう仕事をしていると、
明日を生きたくても生きられない人が沢山いるのを知っているので、
私はそうして
生きていこうと思ってます。

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