最近の記事

留年のその後

留年記事を書いてから数ヶ月が過ぎました。さて、本当に留年してしまったのですが…。 ショックというよりかは情けない…という気持ちが強くてあんまりダメージは受けてないというのが素直な気持ち。やればできることをやらないのが1番ダサいと思うんだけど、見事にわたしはやらない側の人間だったんだなぁ、情けない、ダサいなぁと思う限りです。 過ぎたことはどうしようもないからこれからどうしようか色々考えている。今年はゆっくり過ごせそうだから陶芸したり、岩絵具したり、学費を稼いだり、一人暮らしに向

    • 留年

      タイトルの通りいま私は留年の危機にある。もしかしたら留年ではなく限りなく留年である。 わたしの学部は必修科目さえパスすれば簡単に4回生になれるのでのらりくらりやっていたのだが、さあ卒論を仕上げるぞという段階になり1単位足りないことが発覚。細かく言えば単位自体は足りているのだが、履修の仕方が間違っているらしく卒業認定されないそうだ。その1単位はちゃんとやっていれば取れる簡単なものにもかかわらず忙しさにかまけて全く手を付けられなかった。 10月から後期の授業が始まり、10月終わり

      • なにか久しぶりに書こうかな

        大学生最後の長い長い夏休みが終わり、怒涛の毎日を過ごしている。夏休みもバイト三昧で忙しかったが今はもっと忙しい。 最近はずっとモノを作っている。おとといは机を作って、今日はステンシルを作るためのデータを作って、ステッカーのためのデータを作った。数週間かけてグラフィックデザインを2つ作って、植木鉢も作っている。 改めてわたしは作るにんげんなんだなと思った。小難しいことを考えることも好きだけど身体動かしてかたちを作るほうが、本当は性に合っている。というか、バランスなんだろうな。

        • 生きるだけ

          最近はなにも考えずに生きるようにしている。ねこから学んだ。身体も教えてくれた。 前までは考える事しかできなかった。1日中、特に夜 考えて考えてだんだん視野が狭くなった。ああいう時は物理的にも視野が狭くなる。端から瞬きする度暗くなっていって何も見えなくなる。なんだかぐるぐる地面が動いて、心臓の音もうるさいし、目を閉じても地面が動く。 そういう日は日記を書いた。2020年から書いているノートがある。その年から今まで悩みはずっと変わっていない。今日みたいな夜に読みかえす。少しだけ書

        留年のその後

          石を拾う

          先日、私の大学で彫刻を専攻している同級生や先輩とすこし話す時間があった。炎天下の中ブルーシートを敷いてパピコを食べながら話をする。 作品の話や今関心のあることなどを他愛なく話していたが、ふと、良い石があったら持って帰るという話になった。わたしも記憶のあるころから地面を見つめ続けて何かを見つけようとしてきた。しっくりくる石や葉っぱ、貝殻や何かの破片など持ち帰る性質だったのでポケットはいつも砂だらけだった。20分で帰れる通学路を何時間もかけて歩いたので、見守りをしてくれる近所のお

          石を拾う

          かわいいね と言われて育つ

          記憶があるころから可愛いと言われて育った。昔の写真を見ると我ながら愛らしさはあったんだろうなと思う。絶世の美女って訳でもないが、人よりは可愛いと言われた記憶がある。有難いことだ。 子どもはそれだけで生命力と愛らしさがある。それに加えて多少均整の取れた顔であったら気軽に可愛いねと言われる。子どもの頃は素直に嬉しかった。見た目を褒められる度に、人は見た目だけじゃないからねと親から釘を刺され、すこし後ろめたさが生じるぐらいだった。可愛いと言われる度、わたしは可愛いという観念が刷り込

          かわいいね と言われて育つ

          暴力性のちがい

          2日前、台湾のショッピングモールで女性が刺殺される映像を見た。中年の男性が女性に馬乗りになって何回も何回も刺していた。助けようとする女性がいたが最終的に彼女も刺殺された。言葉が出なかった。 人が人によって殺される映像はあまり見たことがない。銃殺は比較的見たことがあるが刺殺を見たのは始めてだ。あんな暴力を見たのは久しぶりだ。こうやって言葉にできるまでに時間がかかった。本当に恐ろしかった。刺す方も刺される方も鬼の様だった。やっぱりゲームや映画で見るモノとは全く違う。重さや暴力、言

          暴力性のちがい

          肌へ

          わたしは今大学で身体変工、主にタトゥーについて勉強している。学び始めてからタトゥーの基本とも言える皮膚に強く関心を持つようになった。 今日は皮膚と肌の違いについて考えた。今読んでいる本によると、皮膚は生理学的な記述をする際に多く使われ、肌は主観や評価を伴う際に使われることが多いらしい。皮膚は皮のような骨ばった感じがするが、肌は肉感がある。そんな感じがする。 自分の身体の中で肌が一番愛おしい。肌はわたしを形作ってくれるし、外の世界を伝えてくれる。内と外の最前線だ。時々自分の存

          期待しない関係

          長く続いている人間関係に共通するのはとことん相手に期待しないことだ。 半年に一度メッセージや電話でやり取りする友人がいる。ほぼ毎日頻繁にやり取りしていた時期もあるが、互いに忙しくなり今ぐらいのペースになった。最初は疎遠になった感じがしてさみしくもあったが、慣れるとちょうどいい温かさを感じる。 他にも数か月に一度のペースで会ったり連絡を取る大事なひとたちがいる。みな心地よい関係だ。歳を重ねるにつれ、近付くことだけが愛ではないことを知ることになった。それって淋しいことなのかもしれ

          期待しない関係

          勢い

          本当はこんな文章を書いている場合ではない。が、勢いに任せて書くことにした。他に書かなければならないことはたくさんあるのに脳みそは気持ちを書けと言ってくる。身体はつくづく思い通りにいかない。 前のパートナーからもらった塊根植物を机の上に置いている。去年のクリスマスにもらって共に冬を越した。パートナーとの関係性は(というか、わたしのメンタルは)不安定なのに、植物は生き生きと葉を広げている。悔しいし愛おしい。まっすぐ生に向かう姿は羨ましく、見る度はっとする。細かな白い産毛に覆われ

          勢い