たっきー/メンタルヘルス勉強中のITエンジニア

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オキシトシンが足りてない人の特徴

前回はオキシトシンを分泌すると健康になるよ!という話をしたのだが、 今回はオキシトシンが足りないとどうなるのか?という話をしたいと思います。 それを思い出してくれたのは、このポストでした。 まぁ、X(旧Twitter)をやっていると、なにげない幸せポストを投稿すると、見ず知らずの通りすがりが一方的に文句付けてくる、というのは以前からありました。 こういう人達はオキシトシンが足りていないのでは?と思いました。 オキシトシンが足りていない人は、キレやすい、イライラしてい

    • 奇跡を起こす最強の脳内ホルモン、オキシトシン

      これまで色々なホルモンが登場してきました。 セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン、コルチゾール、等々。 今回新たにオキシトシンというホルモンの話なんですが、これは出せば出すほど健康になれる最強のホルモンなんです。 オキシトシンのヤバイ効果ホルモンというのは肉体を正しく機能させるために必要な伝達物質で、何らかの原因でホルモンが分泌されなくなると、肉体は正しく機能しなくなります。 その一方で、ホルモンが分泌されるのも問題で、 例えばドーパミンはやる気を出すホルモンなんです

      • なぜ、昔と比べてうつ病患者が増えたのか?

        自分が子供の頃はあまりうつ病は一般的では無かった。 が、同じ頃になってようやく週休二日制が導入されたり、その後働き方改革で残業時間もかなり減ってきた。 が、それでも最近は過労死やメンタルをやられて自殺事件が起きたり、うつ病で仕事を続けられない人が多くなっているイメージがある。 (自分自身もうつ病を持っている事もあり、心療内科の病院はいつも混雑している。) なぜこんな世の中になってしまったのか。 当時の時代背景を考慮し、自分なりの答えを出してみた。 なお、この記事の

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        • メンタルヘルスに良い食事

          今回は食事の面からメンタルヘルスについてお話ししたいと思います。 これまでセロトニンという名前が出てきましたが、セロトニン生成には材料が必要なのを知ってましたか? タンパク質セロトニンの材料はアミノ酸の一種、トリプトファンです。 タンパク質を消化分解することによって、アミノ酸に変化するのですが、アミノ酸にもたくさん種類があります。 特に体内で生成できない、食事からでしか摂取できないアミノ酸を必須アミノ酸といいます。 トリプトファンは必須アミノ酸の内の一つです。 で

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        • メンタルヘルス
          13本
        • コラムのようなもの
          1本

        記事

          メンタルヘルスを学ぶために読んだ本

          今回は私がメンタルヘルスを知るために読んだ本をまとめていきます。 ほとんどがAmazon kindleの書籍です。 これは一番最初に読んだ本。 この本で、仕事を無理してはいけない、無理なら休む、と言うことを知りました。 この本で脳の疲れを知りました。 上の本をさらに細かく、さらに行動によってメンタルヘルス以外にもこんな効果があるよ!と言うのを解説してくれています。 さすが有名な脳科学者ですね。 メンタルヘルスについてはもちろん、脳を最大限に活かす方法についても書かれて

          メンタルヘルスを学ぶために読んだ本

          自己肯定感難しいっす。 自己肯定感を上げるトレーニングをリストアップしてみたけど、 上の方が簡単で、下に行くほど難しくなる。 特に下の方はさらに深掘りする必要あり。

          自己肯定感難しいっす。 自己肯定感を上げるトレーニングをリストアップしてみたけど、 上の方が簡単で、下に行くほど難しくなる。 特に下の方はさらに深掘りする必要あり。

          脳の疲れを可視化したい

          体の疲れは自分の体の感覚で、ある程度疲れ具合を感じることが出来ますが、脳の疲れは限界を迎えたときにだけ自覚症状があり、通常時にどれくらい疲れているのか、というのが感覚で分かりません。 これを何とかして可視化できないか? ということを以前色々調べていました。 今回はそんなお話です。 心拍変動(HRV)心拍を測定してグラフにすると、上のイメージのような大きな波が周期的に発生するのを想像すると思います。 安静時でも心拍を測定してグラフ化すると、大きな波が一定周期で発生すると

          脳の疲れが限界に達してしまったら

          これまでは脳の疲れが限界にならない様に、と言うことを中心に記事を書いていましたが、 じゃあ、脳の疲れが限界に達したらどないすればええねん? という話をしたいと思います。 脳の疲れが限界に達したことを示すサインこれは自分の経験を元にまとめてあります。 朝起きるのが辛い 頭が重い 仕事に行きたくない 目が覚めると、とにかく起き上がれず、布団から出るのが辛くなります。 そして、普段よりも頭が重く、もやがかかっているみたいでスッキリしません。 このあたり、普段と感覚が違

          脳の疲れが限界に達してしまったら

          脳の疲れを癒やしたい(ストレスケア編)

          人間の体はストレスを受けるとコルチゾールというストレスホルモンを分泌します。 このホルモンが分泌されると、人間の体は緊張状態となり、心拍数があがります。 適度なストレスであれば問題無いのですが、過度なストレスは交感神経が優位な状態のままになり、睡眠に悪影響が出ます。 なので、ストレスはその日のうちに対処する必要があります。 ストレスを解消する方法睡眠と運動 これはすでに記事にしているので、そちらを参照してください。 リラックス ストレスはリラックスした時間を過ごすこと

          脳の疲れを癒やしたい(ストレスケア編)

          脳の疲れを癒やしたい(運動編)

          「長時間のデスクワークでヘトヘトなんだから運動したくねーよ、早く帰って一杯🍺やりてぇよ!」 と思うかもしれないが、残念ながらその行動はメンタルヘルス的にはバッドパターンです。 今回のメンタルヘルスの勉強で知りました。 むしろメンタルヘルス的には運動がかなり重要になります。 有酸素運動をしよう有酸素運動をすると、メンタルにとってこんなメリットがあります。 セロトニンを分泌する 前回の睡眠編でも説明しましたが、 リズムを刻む有酸素運動を行うと、幸せホルモンであるセロトニン

          脳の疲れを癒やしたい(睡眠編)

          前回までは脳の疲れについてまとめました。 でも脳は疲れたままだとそのうち必ず限界を迎えてしまします。 なので、この脳の疲れを回復させる必要があります。 今回からは脳の疲れを回復させる方法をまとめたいと思います。 睡眠時間を確保しよう一般的に現役世代は1日8時間の睡眠が必要と言われています。 子供時代はそれより長い10時間、中高年はそれより短い6時間は必要と言われています。 睡眠時間が6時間未満の場合は脳の疲れが十分に回復できていない可能性があります。 睡眠不足が続くと、

          で、どういうときに脳は疲れるんだい?

          脳の疲れについて前回は脳の疲れの存在について説明しました。 今回は脳の疲れについて深掘りします。 精神的ストレスは脳の疲れに直結します。 メンタルの疲れ=脳の疲れと考えて問題ありません。 脳の疲れについて理解すれば、精神的ストレスにどう対処すれば良いか、が少し見えてくるかもしれません。 マルチタスクによる脳の疲れ 人間の脳はマルチタスクが苦手です。 逆にシングルタスクが得意です。 コスパだタイパだとか言って、〇〇しながら△△するとして、両方を完璧にこなすのは至難の業

          で、どういうときに脳は疲れるんだい?

          脳の疲れという存在をどれだけの人が知っているだろうか?

          最初うつ病から仕事復帰する際に、 医者から「うつ病はもう治ってます」 と言われたので、薬を飲み続ければ、昔のように働けると思ってました。 でもそれは間違いでした。 朝起きられない日が度々あり、体調不良で仕事を休む日が毎月のようにありました。 この原因を理解できたのは、本格的にメンタルヘルスを学び始めた最近のことです。 メンタルヘルスを学ぶ上で最初に出てきたのは、 人間の疲れには2種類ある。 身体の疲れと脳の疲れだ。 これはこの本に書かれていたことです。 身体の疲

          脳の疲れという存在をどれだけの人が知っているだろうか?

          うつ病でも働きたいSEが現在に至るまで~その3

          退職から現在までの紆余曲折会社を退職後、しばらく東京を中心に仕事を探してました。 できれば非IT系で。 しかし、なかなか良い職は見つからず、退職金も残りわずかになったため、 退職金の残りで北海道の実家へ荷物を全て運び、車を運転して実家に帰りました。 この後のことを普通に文章にすると長いので、箇条書きでいきます。 職業訓練に通うため、旭川に引っ越し →ここでWeb系の開発の勉強をします しかし、旭川にはIT企業が少ない(求人も少ない) 札幌に引っ越し、IT系の仕事を開始

          うつ病でも働きたいSEが現在に至るまで~その3

          うつ病でも働きたいSEが現在に至るまで~その2

          うつ病の治療開始から退職までさて、うつ病を投薬で治療することになったのですが、 この世の中では数多くの抗うつ薬がありまして、人によって相性の良い薬と相性が悪い薬があります。 これをどうやって確認するかというと、 とりあえず2週間薬を飲み続けて確認する。 で、2週間後の通院で、合わないと判断されれば別の薬を処方される、 というのを繰り返しました。 結局4回ぐらい薬を買えましたかね。 それでやっと今も飲んでいる薬に固定されました。 それと同時に、仕事も休職する方向で調整して

          うつ病でも働きたいSEが現在に至るまで~その2

          うつ病でも働きたいSEが現在に至るまで~その1

          はじめに初めまして、こんにちわ。 これを描いている時点で、フリーランスでITエンジニアをしているたっきーと申します。 とは言っても、現在、うつ病の再発によってお仕事をお休みし、これから現場復帰しようと頑張っています。 その間、いろんな書籍を読み、うつ病経験者でも働き続ける方法について勉強してきました。 その学んだ内容を、必要としている人達に共有したいと思い、この記事を書いています。 私の記事が誰かの役に立てることが出来れば幸いです。 うつ病の治療を開始するまでまずは自分がう

          うつ病でも働きたいSEが現在に至るまで~その1