脳の疲れを可視化したい
体の疲れは自分の体の感覚で、ある程度疲れ具合を感じることが出来ますが、脳の疲れは限界を迎えたときにだけ自覚症状があり、通常時にどれくらい疲れているのか、というのが感覚で分かりません。
これを何とかして可視化できないか?
ということを以前色々調べていました。
今回はそんなお話です。
心拍変動(HRV)
心拍を測定してグラフにすると、上のイメージのような大きな波が周期的に発生するのを想像すると思います。
安静時でも心拍を測定してグラフ化すると、大きな波が一定周期で発生すると思いますが、
実は、この波の間隔は数ミリ秒単位で若干変化します。
この波の間隔の変化量を心拍変動(HRV)と言います。
HRVの値が大きいと活動的であると判断され、
逆にHRVの値が小さいと、活動的でない(脳が疲れている)と判断されます。
うつ病の人はこのHRVの値が小さいという傾向があるようです。
アスリートの中には本番時にHRVが高くなるように調整して本番に挑む選手もいるようです。
心拍変動(HRV)の測り方
スマートウォッチで
これはFitbitで測定したときのデータです。
リアルタイムで測定した物ではなく、睡眠中のHRVを測定した結果になっています。
おそらく、睡眠時間中のある時間帯の心拍数から計算して求めた値で、非常に簡易的な物だと思われます。
噂によるとガーミンとかAppleウォッチならもっと正確に測れるかも?
測定アプリで
ストア内を検索すると沢山アプリが出てくるのですが、
代表的なアプリとしてヒロミルというアプリがあります。
スマホのアウトカメラに指先を当て、フラッシュライトの明かりで指先の中の血流を見えるようにし、それをカメラで読み取ってHRVを測定します。
スポットでの脳の疲れを測定できますが、あくまでも今の目安として活用することが出来ます。
専用機具で
こんな感じでリアルタイムに測定し、パソコンで解析できるプロダクトがあるようです。
まぁ、個人で購入できる金額ではありませんが。
最後に
今回は、脳の疲れを指標としてHRVというものがあるよ。スマホで測定できるよ。と言うことを知っていただけると幸いです。
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そのうち、読んだ本の紹介とかやりたいっすねぇ。
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