30歳になりました
10月13日、30年前に生まれたと思うと、感慨深いです。
今年も、まずは双子を産んでくれた母と
育ててくれた両親に感謝したいです。
20代で、特に学ばせて頂いたのは
物事の捉え方は「変わる」ことです。
20代の10年間を振り返ると、
学生から会社員、自営業へと働き方が変わり、3回引越して、
独身から既婚、一児の母から二児の母になりました。
出会う人や環境が変わるにつれて
物事の捉え方も大きく変わったと感じています。
例えば、救急車に対する捉え方だけでも、
この数年で驚く程、変わりました。
私の家の前は病院なので、救急車がよく通ります。
多いと、1日に10回以上サイレンの音が聞こえてきます。
4年前までは、救急車が通る度に
胸がざわついたり、心配したり、
何かしらのネガティブな気持ちを持っていました。
私は音がストレスになることが多いので、
耳を塞いだり、遠くの部屋に行ったり、耳栓をしたりするなど
対策したときもありました。
4年前に声診断を学んで
中島由美子先生に心の在り方について教えて頂いてからは、
サイレンの音を聞くと、救急隊の方に感謝したり、
搬送されている方のご無事を
お祈りしたりするようになりました。
すると、自分の気持ちが安定して、
前よりも穏やかに過ごせるようになりました。
更に、1年ほど前からは、2才の長男が、
毎日耳にするサイレンの音を覚えて、
「ピーポー」「きゅうきゅうしゃ」と
口にするようになりました。
家の窓から見えるので、救急車が通る度に
「見たい!」と窓に駆け寄ります。
サイレンの音が近づいてくるのを一緒に待って、
救急車が見えると「きゅうきゅうしゃ!」「見えた!」
通り過ぎると「行っちゃった…」
2才の誕生日プレゼントには救急車のおもちゃを
もらう程、救急車が好きな長男。
そんな長男と過ごすうちに、
救急車を見かけると、
いつも長男の姿が浮かぶようになりました。
今では、救急車に対して、ネガティブな気持ちは無くなりました。
長男には「救急車は人を助けてくれているんだよ」と話しています。
物事の捉え方は、心持ちと体験次第で変わるのだと
実感した出来事でした。
物事の捉え方が「変わる」と意識すると、
様々な価値観を、全部「それもありだよね」と
思えるようになりました。
理解できないことがあっても
自分には分からない人生の積み重ねがあるから
そう捉えるのだろうと感じて、
尊重できるようになってきました。
物事の捉え方が「変わる」ことは
人生をより良くできるきっかけにもなると思います。
30代も、心に留めて精進していきたいです。
改めて皆様、いつもありがとうございます。
出産と子育てで、縁遠くなっている方もいらっしゃいますが、
私は元気です。
毎日、仕事と育児に奮闘しております。
日々忙しくても、どこかしらでホッとする時間を大切に、
大事な人、大事なことを見失わないように過ごしていきたいです。
今日からの皆様の人生も、愛と感謝に満ちていますように。