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AI時代、泥臭さこそが生きる術

少しずつ日常に戻ってきましたが、確実に生活の価値観が変わっていると思います。
リモートワークは3ヶ月目に入ったし、目的のない外出はほぼなくなりました。

食料品以外はほとんどECで物を買うし、映画はNetflixで見て、なんとなくの付き合いの飲み会はなくなり、本当に会いたい人にだけ会いに行くようになりました。

今まで以上に自分に必要なこと、自分が好きなことにお金と時間を使うようになっています。

きっとこの価値観の変化はわたしだけでなく、この状況が完全に落ち着いたとしても、社会全体の変化になっていくのだと思います。

それを加速させるのがAIなどのデータ活用技術なのかもしれません。
これまでよりたくさんのデータを取り、速くたくさん分析できるようになったため、サービス提供者はよりお客さん一人ひとりに合わせたサービスを提供できるようになりました。

また、決算や物流などが自動化することにより、店舗での物の売り方も変わっていくと言います。
物を買うためだけにお店にいくのではなく、店員さんとの会話を楽しんだり、お客さん同士がコミュニティを作ったりと、来店する理由が変わっていきます。
技術を活用していくことによって、サービス提供者には、人間らしいコミュニケーションが求められるのです。

日本が得意なアニメや漫画などのIPの力、詳細に作り込まれた世界観は、デジタル技術と融合することによってよりお客さん(ファン)との接点を多く深くし、熱量を上げたり広めたりすることができるかもしれません。

細かく取れるようになったデータを読み解いて、ファンにさせ、ファン同士を自然に繋いでいく仕組みこそが、今後商売を大きくしていくヒントなのかなぁと、一消費者としても最近強く感じています。

そう思うと、AIなどの技術が活用されていく社会は、冷たいものではなくやはり泥臭く温かいものになる気がしてなりません。
実際トップのデータサイエンティストの話を聞くと、ものすごく泥臭くデータを見て、人の行動を想像して正解を組み立てています。

AIなどの技術を怖がるよりも、人間の心を突く言葉や行動を磨いていくことが、これから社会で生き残っていく術なのかもしれません。







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