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カナダの図書館

こんにちは。写真はカナダプレイスとクルーズ船。かなり前の写真ですが今年からはクルーズ船も以前のようにやって来るらしいです。

さて、今回はカナダの図書館について書こうと思います。もしかしたら、日本の図書館とも同じ制度かもしれませんが、この記事も誰かの何かのヒントになりますように・・・

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本を読むことって大事

読書は結構好きで友達から借りたり、購入したりして今でも紙の本で読むのが好きだったりします。この2年以上の間も家にいることが多い事もあり、結構な数の本を読んでいる気もします。

そして、毎日の日課となっているのは朗読です:英語の本を発音の練習も兼ねて声を出して読んでいます。これを始めたのは2年ほど前からかもしれませんが、彼が東海岸の時間で仕事をするので彼がお昼寝をする前に私が朗読をするというのが、いつしか習慣になりました。

ちなみに英語習得の観点からも、この音読はかなりオススメします。前から話しているように、海外に長く暮らせば自動的に英語力は上がっていくことはありません

日々の生活の中で語彙力を増やす事もそうですが、話し言葉を流暢にするには音読の量をこなすしかありません。特に発音やイントネーションについては話しながら意識して向上させるのは難しいので、既に書いてある文章を読むということで発音を正しくすることや抑揚をつけることに集中できます。

本を読むことはフィクションであれば登場人物の職業やキャラクターにより新しい言語や言葉遣いが学べますし、ノンフィクション系であれば特定分野の知識が学べます。

この点は母国語でも言えることですが、中級以上で更なる英語力の向上を目指している方は是非本を読みながら新しい言葉や知識を得るというのを楽しんで頂ければと思います。

そういう意味で、読書は知識の宝庫だなっと思う今日この頃です。

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15年ぶりに図書館へ

留学生として滞在していた当初は学校の友達とも一緒によく図書館へ行ってました。学校の後で課題の勉強をしたり、本を借りたりしているのが日常でした。

カナダに完全に移住し働き出してからは図書館へ行く機会はなくなりました。私の住む街にはダウンタウンの中心部にイタリアのコロッセオをモチーフにした素敵な図書館があります。そこを毎日のように通り過ぎているのにも関わらず、いつしか行かなくなりました。

その間、アマゾンから結構な数の本を購入していたのですが、今読んでいる本がなくなったら次は何を買おうかなっと思っていました。このブログでも書いていますが、シンプルに生きるというテーマを掲げているので読み終えた本でいらないものは寄付しなきゃなっとも思っていました。

そんな事を思いつつ、本棚が本でうまっていくのを見ていて、ふと疑問に思いました。「あれ?なんで私本を買っているんだっけ?」で、「そうだ、図書館へ行こう」と思いつきました。

そして、ついに先日かれこれ15年ぶり位に図書館へ行きました。外観は変わっていませんでしたが、館内はだいぶ進化しているのに気づきました。もうカードも紛失していたので、新しく作成するために窓口に並びました。

並んでいる横には複数のキオスクと呼ばれる機械があり、いわゆるセルフチェックアウトという事で自分でカードを入れて、本をスキャンして借りるようになっていました。もちろん、有人の窓口もありましたが、かなりの人はセルフチェックアウトをしていました。

かなり前に導入されたのかもしれませんが、ちょっと真新しい機械を見て図書館も変わったなっと思いました。そして、カードを発行してもらい基本的なルールを教えてもらいました。ここら辺は変更なしでした。

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図書館のウェブサイトがすごい

家に帰ってからオンラインでサイトを見て驚きました。そこは、正にアマゾン状態で、自分で検索して事前に借りたい本を予約することができるようになっていました。例えば、それが別の図書館にしかない本だとすると、自分の最寄りの図書館まで移動してくれるサービスがあり、それが届く日も表示されていました。

紙媒体の他にAudio Book - eBookもあり、それについてもダウンロード可能なものと不可のものが明確化されていました。個人的には紙媒体の本の方が好きですが、好きな本がネットで借りて読めるなら利用してするかもしれません。

普通に考えれば上記のサービスはオンラインショッピングをしていると当たり前のことです。ただ、15年前の図書館のイメージで止まっていたので、今回この15年で図書館のシステムも凄い進化したのを感じました。

ちなみに、こちらがバンクーバー図書館のウェブサイトになります。少しスクロールすると「中国語」と書いてありますが、これは中国人用のページのようです。この事から、いかにバンクーバーが中国人が非常に多い街というのが分かりますよね。

後は移民国家のカナダらしく多言語の本がかなりの量あります。以前、友人も図書館は結構新しい日本の本が沢山あるから宝庫だと言っていたのを思い出しました。おそらく駐在員の方などが本を持参してきたけれど帰任前に寄付したりするのだと思います。

今回はそんな劇的進化を遂げていた図書館について書いてみました。これから利用していきたいなっと思います。という訳で、今日の一言はこちら↓

"It is is better to know one book intimately than a hundred superficially." by Donna Tartt

*今日の1曲:"Promise" by Jimin from BTS              アイドルと呼ばれている彼らの楽曲は侮れず、特にソロ曲は名曲が多々あります。これも読書しながら永遠に聞いていられる曲。


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