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フィリピン発 7月16日 現地最新情報(コミュニティの隔離措置について)

ドゥテルテ大統領とIATF(新興感染症に関する省庁間タスクフォース)は、7月15日深夜から16日未明にかけてテレビ演説を行い、7月16日から31日までの新型コロナウイルス防疫措置地域区分について、下記のとおり変更すると発表しました。

・マニラ首都圏については、一般防疫地域(GCQ)を維持
・これまで全国で唯一の防疫強化地域(ECQ)だったセブ市を、修正防疫強化地域(MECQ)に緩和

フィリピンでは新型コロナウイルスの流行度合いに応じて、それぞれの地域を「4つ」の隔離措置地域(ECQ、MECQ、GCQ、MGCQ)に分けて、感染拡大防止に努めています。

今回、感染者の再拡大に伴い、専門家がマニラ首都圏を MECQ に戻すことを提案。これに対し複数の市長から GCQ の継続が希望されており、動向が注目されていました。

政府は今回の措置に関して、現在、感染の再拡大が見られ、病院の受け入れが厳しくなりつつあるので、8月以降、規制を再び厳しくする可能性があるとの見方を示しています。

車両基地で働く従業員や駅職員らの間でコロナ感染が広がり、7月6日から運休していたマニラの首都圏鉄道(MRT)3号線 が13日に運行を再開しましたが、しばらくの間は乗客輸送能力を制限するそうです。また、感染経路追跡のため、乗客に対し、乗車前の問診票への記入が義務付けられています。同鉄道ではメンテナンス関係の従業員を中心に、これまで 281人 の感染が確認されています。

2020年のアイアンマン 70.3 フィリピンと、セブで毎年8月上旬に開催されているハーフアイアンマンレースにつきましては、先日、正式に延期が発表されました。

※4つの隔離措置地域(ECQ、MECQ、GCQ、MGCQ)の詳細につきましては、下のリンク(フィリピンにおける新たな隔離措置の概要 - ジェトロ)が参考になります。

Keep Smilin' 1日も早く自由に旅ができるようになることを願って

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