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今の貴方へタロットから届けられる物語り

この物語は特定の方の相談を受けて、タロットに聴いた物語です。タロットの展開をベースに物語にしています。
相談者そのものの現状を伝えているのではなく、相談者がこの物語読むことで、相談内容に対する解決の糸口やヒントが得られるような、そんなものが隠されている物語です。


(はじまり はじまり)

子供たちに憧れの存在ができた。その存在は魅力的だ。だが、表面的に魅了するのが上手いだけ。私はそこに気づいていた。
この年頃はそんなものに憧れやすい。憧れの存在がいると心がキラキラする感覚もわかる。
私は母として、それを微笑ましく、そして、注意深く見守っていた。

すぐに熱は冷めるだろうと思っていた。飽きるだろうと。
だけど、熱は冷めるどころか、新たな存在を見つけては、移り気の繰り返しでむしろエスカレートしている。

 私が見守るにも限界がある。
自制心を教えよう。
感情的にならないように、自分自身も自制しつつ力強く教えて諭していった。理解は出来たようだ。
でも、感情がどうにもならないようで、
話を聴こうにも矛盾だらけで理解できない。堂々巡りのような会話になってしまう。
私は感情ではなく、その奥にあるものに耳を研ぎ澄ますことにした。表面には現れていない、もっと大事なことはないかと。


物語が書き換えられます。書き換えられた物語を比較することで今の貴方にヒントが贈られます。


私は母として、それを微笑ましく注意深く見守っていた。

はらはらしながら見守り続けることは私を疲れさせた。
このままではダメだ、私がダメになる。
まずは休息をとろう。
すると、子供たちと私の間に自然と距離が出来た。
距離が出来ると、自分が子供たちと、いかに一体化しすぎていたかが見えてきた。
私と子供達は別人格なのだから、
理解もコントロールも完全には出来やしない。
そんなことをしようとしてたのか…
そんなことすっぱり諦めよう。

 求められたとき、話を聞き、そのまま受け止めるだけでいい。それしか出来ないのだから。

(おしまい)


物語を声に出して読んでみると、どの部分に自分が強く反応するか分かりやすく、ご自身にとって大事なことが比較的分かりやすいかもしれません。
物語を何度も読んだり思い返したりすると、あるとき、ふと気づき、ストンと府に落ちたりするかもしれません。

アドバイスは後日改めて追記します。
まずは、この物語を読んでみて感じたこと心の動きに目を向けてください。


【アドバイス】
月が描かれているカードが2枚出ててどちらも逆向きでした
合わせすぎとか
感情に流されることは
しばらくは、よろしくないようです。

大事に思っている方と距離を取ると言うこと(精神的な分離)は、産みの苦しみのようなものが伴うかもしれません。
産後の養生が大事なように、しっかり休んで、心にも栄養が必要です。
求められたとき、話を聞き、そのまま受け止めるのはその後の話となります。

※より具体的なアドバイスは直接、相談者に伝えていますが、偶然、この文章を読まれた方の何か参考になればとアドバイスを掲載しております。

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