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【目指せ俵万智?!】SNSで表現を磨くススメ〜

サラダ記念日で有名な歌人の俵万智さん。
先日彼女がX(元ツイッター)にてこんな素敵な短歌を詠まれていました。

言の葉を
ついと咥(くわ)えて
飛んでゆく
小さき青き鳥を忘れず

このままで
いいのに異論は
届かない
マスクの下に唇をかむ

俵万智(@tawara_machi)2023/07/24 21:58投稿


いやぁ〜素敵ですね〜。そう思いません?!

お察しの通り、これはTwitterについての思いを綴った短歌です。

イーロンマスクによって愛着のある青い鳥のアイコンから、スタイリッシュ(?)なモノクロのXマークにアイコンに変わってしまった切なさ。

でも自分たちではどうすることもできないやるせなさ。ちょっぴり怒り。

全ツイッタラーの気持ちが見事に表現されていますよね。


で、思ったのが、「これって私が一番理想とするSNSの使い方だなー」ということ。


とくにTwitterで多いような気がしますが、SNSって年々殺伐としていっているというか...。

もちろん良い面もたくさんあるんですけど、どちらかというと

誰かを執拗に攻撃したり、

蔑んだり、

他人の優れているところを見ては、自分で自分を傷つけてしまったり。


こうしたSNSの負の側面に、私たち現代人は振り回され過ぎちゃいないでしょうか?


一方で今回の俵万智さんのように、自分の創作したものや表現を発表する場としてのSNSはすごく素敵です。こういう部分にフォーカスしてSNSを楽しめるといいよなーと思ったのです。


そのむかし、短歌で表現を競い合った日本人のように。


どうしたらこの気持ちを伝えられるかなーとか

もっと面白い言い方はないかなーとか

他人ではなく、自分自身のアウトプットにもっと目を向けられたなら、あともうちょっと愉快な世の中になったりしないかなと思ったりします。

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