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内省屋さん / 日々感じたことや学んだことを保存するためのnote

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マガジン

  • 読書記録

    読書感想記事をまとめてます。

  • 思考の保存(エッセイ)

    思考したとりとめもないことを共有します。

最近の記事

私のやりたいことは「安心できる居場所づくり」

大学を卒業し、社会人になって早10年。 正直、入社初日から「働く」ということのしっくりこなさにモヤモヤし続けたこれまででした。 そんなモヤモヤをなんとか晴らしたいと、キャリアコーチングを受け、さらにはキャリアコーチングスクールを受講するなど、とにかく「キャリアとは?」に向き合った2024年。 これだけ時間とお金をかけても、ぶっちゃけまだ明確なキャリアパスは見えてない。← それでも、少しずつ変容していっていることは感じられています。 今日はそんな気づきを自分自身が忘れ

    • 歪さとは人間らしさでたくましさ|〜宇佐見りん『推し、燃ゆ』を読んで

      「いまさら??」と思われても仕方がないけど、宇佐美りんさんの『推し、燃ゆ』読了いたしました📚 推し活ブームの現代日本で逆にブッ刺さらない人ってどれくらいいるんだろう?ってくらい、主人公の推し活の描写が現実のソレと合致し過ぎていて・・・。物語を読んでいるんだけど、なんだか自分が主人公になってしまったんじゃないかと錯覚するくらいゾッとするリアリティでした。 とくに主人公が発信するブログの文章、SNSの炎上コメントは思い当たる節があり過ぎた。やってる人は「うおおお、これワイのこ

      • だからあなたの感想が読みたい

        当たり前のことですが、 同じ映画、ドラマ、小説をみたとしても、みんなが全く同じ感じ方をすることはあり得ません。 もちろん作り手側は「こう思ってほしい」、「こう感じてほしい」、「このメッセージを伝えたい」という気持ちで観客・読者に伝わるように演出します。 でもだからといって作り手側の意図する通り、そっくりそのまま観る側が受け取ることは多分ない。結局観る側が、作品を媒体して自分の脳内で作品を作り上げているからです。 実はあなたが作品を作り上げている

        • わたしはもっと「適当に」生きたい

          終わらない資料作成。残業時間がどんどん重むと、それに比例してイライラがつのる同僚たち。 数字が、合わない。 差異説明の辻褄が一生合わない。 というか、辻褄など、ないのではないか。最初から。 結局会社を10時頃に退社した私は心の底から思った。 適当に生きてぇ。 あたしはもっと、雑な人間なのだ。こんな細かい数字の確認を、雑な人間に、やらせてくれるな。 数字なんぞ、意味がない。 人間が作っていることに、辻褄が合うわけがないだろう。辻褄が合わせられないことこそ、人間の良

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        • 読書記録
          13本
        • 思考の保存(エッセイ)
          34本

        記事

          【コーチング学びの記録】コーチングは、「失くした鍵を一緒に探す」行為に似てる

          内省が大好き、というかほとんど癖になっている私。ずっと興味のあったコーチングを学ぶために最近スクールに通い始めました。ということで、学ぶ中で自分が感じたことなどを忘れないように記録していこうと思います。 最初に取り組んだのは、まず”傾聴”するということ。 コーチングでは、話を聞いてこちらが何かアドバイスをする、ということではなく、話を聞いて→問いを立てて→相談者自身が内省すること、気づいていくことの手伝いをしていくイメージになります。 聞いて問いを立てるだけでなく、時には

          【コーチング学びの記録】コーチングは、「失くした鍵を一緒に探す」行為に似てる

          なくても生きていけるけど、ないと寂しいモノが好き

          わたしはあまり物欲がない。 べつにミニマリストというわけではない。ただ、小さいときからお金が少なくなっていく感覚があまり好きではなかった。 だからなにかを始めるときもできるだけいま手元にある物でやりくりしようとする。服1着買うにしても必ず試着して、本当に欲しいのか吟味する。 そんな私が、迷いなくついつい手にとってしまうもの。それは"なくても生きていけるけど、ないと寂しいモノ" だ。 文房具 変なキャラクター 変なTシャツ 雑貨(とくに絵画とコラボしたものが好き)

          なくても生きていけるけど、ないと寂しいモノが好き

          書くこととは、記憶を自分から剥がす行為である

          わたしの大好きな番組「太田上田」でゲストがお笑いコンビ・モグライダーの回がありました。 話はボケ担当ともしげさんのポンコツエピソードへ。なんでもともしげさん、いろんなことをすぐに忘れちゃうたちらしく。面白いのが、忘れないようにメモを取ると、記憶がメモの方に移ってしまって書いた出来事はすっかり忘れてしまうのだとか笑 ↑該当シーン:2:54〜 それについて上田さんからつっこまれるのですが、私は「なるほどな〜」と思ってしまいました。書くという行為は、自分の頭にある記憶や思いを

          書くこととは、記憶を自分から剥がす行為である

          作り置きは未来の疲れ果てた自分への差し入れ

          今日も今日とて残業...。やっと仕事を終えて、満員電車に揺られて家に着く頃にゃあもうヘットヘト。 もう...食事もせず、風呂も入らず寝ちまおうか... そんな夜、ありませんか? 私はあります。 とは言いつつ腹は減ったし、明日も仕事だったりするので風呂に入らんわけにもいかないんですけどね。 そんなときに「ありがてぇ...!!」と思うのが、数日前に作った作り置きのおかずたちです。 「あ〜疲れた」と思って帰ってきて冷蔵庫を開けたときに作り置きがあるだけでなんかホッとするん

          作り置きは未来の疲れ果てた自分への差し入れ

          【目指せ俵万智?!】SNSで表現を磨くススメ〜

          サラダ記念日で有名な歌人の俵万智さん。 先日彼女がX(元ツイッター)にてこんな素敵な短歌を詠まれていました。 いやぁ〜素敵ですね〜。そう思いません?! お察しの通り、これはTwitterについての思いを綴った短歌です。 イーロンマスクによって愛着のある青い鳥のアイコンから、スタイリッシュ(?)なモノクロのXマークにアイコンに変わってしまった切なさ。 でも自分たちではどうすることもできないやるせなさ。ちょっぴり怒り。 全ツイッタラーの気持ちが見事に表現されていますよね

          【目指せ俵万智?!】SNSで表現を磨くススメ〜

          "書くネタ"がないのではなく、"書きたい気持ち"がないだけ

          SNSやnoteで文章を書く人ならだれもが陥ったことがあるでしょう。 "書くネタがない"ことに。 そしてどんどん書くことから遠のいていってしまう・・・。ついこの間までのわたしです。 しかし思い返してみると、実際には書くネタはたくさんあったんです。 読んでた本の感想だって書けただろうし、 書かなかった期間に映画を観に行ったからそのことについて書いてもよかったし、 4月には仕事で部署異動があったから、そのことについても書けたでしょう。 でも書けなかった。 なぜ?

          "書くネタ"がないのではなく、"書きたい気持ち"がないだけ

          「役に立つ」から始めることは続かない

          「ジョニーデップと付き合いたい!!」 これがわたしの英語学習のきっかけでした。 アホでしょ〜〜〜〜〜〜〜〜??????? ほんっっと自分で言ってても恥ずかしいくらいです。どうか許してやってください。このときまだ高校生だったんで...。 こんなめちゃめちゃ不純な動悸で始めた英語学習でしたが、それにしてはそれなりに成果が出たと個人的には思ってます。 めっちゃペラペラ!映画は字幕なしで余裕で観れちゃう!というレベルまでは残念ながら至っておりませんが、TOEIC810点、簡

          「役に立つ」から始めることは続かない

          好きなものほど上手く説明できないよね〜

          先日、私の大好きなYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」についての記事を書きました。 で、気づいたことがあります。それは自分が好きなものほど上手く言葉にできないよね〜ってコトです。 わたしはいわゆる"推し"がたくさんいるタイプの人間で、そういう意味では語れるトピックってたくさんあるはずなんですよ。 でもいざそれについて書こうとすると、逆になんて書けばいいかわからなくなってしまうんです。どうしても筆が止まってしまうんですよね。いろいろ考えてみたんですけど、おそ

          好きなものほど上手く説明できないよね〜

          やっぱり"本音"のあるコンテンツは強い | 〜「有隣堂しか知らない世界」をみて

          最近、有隣堂のYouTubeチャンネルにどハマりしている。 一応説明しておくと、有隣堂は神奈川、東京に店舗展開をしている老舗書店チェーンだ。とくに神奈川県民で知らない人はあまりいないだろう。 ブッコローというミミズクのキャラクターがMCとなり、本や文房具、ときには雑貨、ときには食品について毎回ゲストに語ってもらうという番組だ。 タイトル・番組内容からお察しの通り、完全に某番組からインスパイアされて作られている。← この番組の最大の魅力。それはMCブッコローの毒があり、

          やっぱり"本音"のあるコンテンツは強い | 〜「有隣堂しか知らない世界」をみて

          知らず知らずに"普通"という型に押し込めてしまう残酷さ|〜映画『怪物』を観て

          話題の映画『怪物』を観てきた。 安心と信頼の是枝監督、そして坂元裕二脚本の作品。観に行かないわけには行かない。 是枝監督の作品といえば、わたしの中では「色んなかたちの"家族"」が描かれているものが多いし、彼の中の重要なテーマなのだろうなと思っていた。 『海街diary』では両親が不在な3姉妹の生活に、腹違いの妹が加わった姉妹たちの関係性とその生活を 『そして父になる』では、これまで血が繋がっていると思っていた子供が実は全くの人から生まれた子であったという家庭を 『万

          知らず知らずに"普通"という型に押し込めてしまう残酷さ|〜映画『怪物』を観て

          「節約も大事だけど、それ以上に自分を甘やかすことも大切よね」@ガスト

          待ちに待った華の金曜日!怒涛の1週間を終え、定時退社をキメた私はいま、庶民の味方・ガストで晩酌しながら夕飯をかっ喰らっているところです。 基本的にご飯は自炊したり、冷凍食品に頼ったり、節約のためなるべく外食は避けています。が、疲れ切ったわたしはなんとなくあの狭い一人暮らしの家に帰ってご飯を食べる気にはなれず...。1週間頑張ったし、今日はご褒美!ということで、ガストでプチ贅沢中でございます。 景気も良くない世の中ということもあってか、最近やたらと節約術やミニマリストのよう

          「節約も大事だけど、それ以上に自分を甘やかすことも大切よね」@ガスト

          過去の自分は情けないが、それはうれしいことでもある

          約半年ほど、noteの更新を止めてしまいました。 とくに理由があるわけではないけど、なんとなく書く気持ちが湧いてこなかったのです。もしかしたら楽しく続けていたつもりでも、知らず知らずのうちに"書くこと"を自分に強制してしまっていたのかもしれません。 でも私のバイブル「書く習慣」の著者いしかわゆきさんは、書き続けるということについてこう言っていました。「毎日じゃなくても、一度更新が止まってもまた始めたら続けていることになる」。 その言葉を励みに、ここからまた、書くことを始

          過去の自分は情けないが、それはうれしいことでもある