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泣き暴れる子どもたちの歯科治療


子どもと病院。
子どもが産まれてから、コロナが始まるちょっと前くらいまで、何かあればすぐに病院かかってた。

引っ越しが多いのでたくさんの病院にかかり、色んなことを思ってきた。

「鼻水を吸わない限り風邪は治らない」

という、お医者さんの考えのもと
押さえつけながら、長いチューブを鼻の奥や喉の奥に突っ込む処置が度々あり
娘はトラウマで、喘息の吸入すら恐れるようになってしまった。

アレルギーの血液検査でも、暴れる娘は拘束されながら採血され、聞いた事のない悲鳴をあげていた。

ちゃんと説明すれば落ち着くのに、もちろんそんな時間は与えられず、「お母さん外で出てて!」と、廊下に追い出された事は今でも娘に罪悪感でいっぱいになる。

大人だって、未知なる治療にこんな風に拘束されたら怖すぎる。

病院に行けば60分は平気で待たされる。
こんな世の中じゃ無理なんだろうけど、冒頭の動画を見たら、なんだか胸がいっぱいになった。

お医者さん

コロナが始まってから、SNSで入り乱れる、様々な「医者」の意見。
ワクチンを「つべこべ言わず打て」だとか、子どもへのワクチン推奨とか、反対意見に対する「陰謀論」だとか「ガセ」だとか言う反論に人間性がありありと浮き出されて、医者という存在に、拒否反応が出るようになった。

でも、知らないところでひっそり(?)と、こんなふうに現場にいるお医者さんがいるんだな。

どんな職業についていようが、中身は人。
世の中と同じように、ひかり放つ人は一握り。