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アルバム紹介:放生会 - 椎名林檎

どうも!まいたくです。

今回もいきなりですが、椎名林檎さんの新作「放生会」を紹介します

みんなー!「ほうじょうや」って読むんやで!
※ひらがなが、漢字変換出来ないわ、、めんどくさ(*´Д`*)


◇基本情報

概要:
 リリース:2024/05/29
 ジャンル:J-POP
 
※以上、Wikipedia抜粋

◇感想

前回の「三毒史」で、宮本浩二や向井秀徳、櫻井淳司、トータス松本といった、非常に毒々しい魑魅魍魎ども、、

、、、もとい('Д')

素晴らしい男性シンガー達と、一戦交えた林檎嬢が、今回、満を辞して放った作品、その名も「放生会」でございます!(*^^*)

で、前作と対をなすアルバムとの事もあり、今作は複数の女性アーティストをフューチャーしている作品となります。

いやぁ、コラボに、味しめちゃってんなー、林檎さん・・('Д')

でもね、そうは言っても、さすがは椎名林檎さん。
ただの企画物では終わらない、非常に完成度の高いアルバム、に仕上がっております!(^^)/

まず、今回のアルバムの特徴は、非常に自由度が高いというか、ある意味、やりたい放題ですわ。。。

まあ、前回はね、百戦錬磨の魑魅もうりょ、、(自主規制(°▽°))

、、もとい、、素晴らしい男性シンガー達の、阿鼻きょうか、、(自主規制、2回目(°▽°))

、、もとい、、迫力のある歌声に立ち向かうジャンヌ・ダルクの如く、良い意味での緊張感、がウリだった思うのですが、今回は、林檎さんより若く、そして女性メンバーですのでね。

気兼ねなく、好き放題やってる感じです(^^)

個々の楽曲の統一性はあまりない気はしますが、逆にそういった、自由で解放的な感じが、このアルバムの特徴かもしれませんね。

そして、もう一つのポイントなのですが、この林檎さん、相手のポテンシャルを引き出すのが、ホント上手いんですわ、、

特に、この楽曲は、正直びっくりしました・・・

・初KO勝ち - 椎名林檎とのっち

これは、私まいたくが情弱なのかもしれませんが、のっちって、あの「Perfumeの、のっち」ですよね?

お恥ずかしながら、私、Perfumeを、あまり知らなくてですね、、、(^^;)

私まいたくの、Perfumeのイメージは、テクノ系/電子音楽系で、彼女の声質もそれに合わせて、比較的高めなトーンだと思ってました。

なので、繰り返しですが、この楽曲はとてもビックリしました!

高音はもとより、こんだけ低音が美しい方だとは知らなかったので・・

今後「Perfumeの、のっち」というより、「一人のシンガーとしての、のっち」にちょっと注目したくなりましたね。。

また、他にもこのアルバムは、さまざまアーティストが参加されています。
先述した、のっちの他にも、、、

・中嶋イッキュウ(tricot)
・AI
・宇多田ヒカル
・新しい学校のリーダーズ
・Daoko
・もも(チャラン・ポ・ランタン)

、、まあ、そうそうたるメンバーですよ。

でね、こういった方々に対し、それぞれの個性が際立つような楽曲に、しっかり仕立て上げています。林檎さんは。

そして、彼女も、それぞれの楽曲にマッチするように、自身を演じ分けることで、それぞれのアーティストの魅力を、一段上に押し上げてるんですよ。

それが凄い。

前回の「三毒史」は全員男性でしたので、男女の声質の差により、なんとなく「ぶつかり合っている」印象でしたが、今回は「協調」しているように感じます。

いやぁ、、やっぱ凄いっすね。林檎さん。


◇注目曲はこれだ!

ということで、注目曲にいってみましょう!

・ほぼ水の泡 - 椎名林檎ともも

こちらは、チャラン・ポ・ランタンの、ももさんとの楽曲「ほぼ水の泡」です(^^)

私が、今回のアルバムで一番好んでいる楽曲、です。これ。

実は私、このももさん、前からちょっと気になってましてですね。

気になる要素は色々あるのですが、、、
何はともあれ、声が凄く好きなんですよ(^^)

なんて、いうんでしょう。。

今時珍しい「昭和な声」っていうんですかね?

美空ひばりさんの歌とか、超うまく歌いそう。。
しかも、本家より可愛い声で・・・(^^;)

それに、口先や喉で歌うような小手先な感じじゃなくって、しっかりお腹から歌ってる感じなんですよ。

マイク無しでもかなり通る声じゃないかなー

最近ではあまり見かけない、強く、歌うシンガーという印象ですし、それに加え、チャラン・ポ・ランタンで培われた、高いエンターテイメント性も備えています。

その両方を持っている人って、なかなかいないと思います(^^)

そんな、どんな歌でも、歌いこなしそうな、もも🍑と、林檎🍎のパフォーマンスをお楽しみください!(^^)/


・余裕の凱旋 - 椎名林檎とDaoko

こちらは、Daokoさんと組んだ楽曲「余裕の凱旋」です。

もう、完全にDaoko節って感じの曲ですね(^^)

林檎さんの方も、なんとなく「勝訴ストリップ」の頃の歌い方にしている気がしますが、その歌声と、Daokoさんの声がマッチして、かなりイイ感じです。

ちなみに全然関係ないですが、このDaokoさんは私のとても大好きなベック・ハンセンさんともコラボしております(^^)

こちらも、良ければご覧ください!

しかも、このDaokoさん、過去にも米津玄師さんや、岡村ちゃん、こと岡村靖幸さんともコラボしてますからね。

有名な方ではありますが、個人的にはもっと評価が高くても良いシンガーだと思います(^^)


◇おわりに

以上、椎名林檎さんのニューアルバム「放生会」のご紹介でした!

いやぁ、、、趣向を凝らした、なかなか楽しい楽曲が並んでいるアルバムでしたねー

そういや、記事を書いているうちに、ちょっと思ったことがあります。

本投稿の感想にも述べたように、楽曲自体の統一性はあまりないと思うのですが、アルバムのコンセプトとしての統一性、はあるように感じました(^^)

これは、私まいたくの個人的な感想ですし、ちょっとPVのイメージに引っ張られてるかもしれませんが、この作品は、彼女なりの「放生会」という催事を表現したんじゃないかなと。

楽曲の一つひとつが、彼女の「放生会」の、それぞれの催し物、となることで、自由ではあるものの、このアルバムに一定の統一感を与えてるように感じましたね。

そんな気がします。。自信はあまりないけど・・(^^;)

なお、今回は、他のアーティストが参加した楽曲を中心にご紹介しましたが、林檎さん単体の楽曲も、なかなか素晴らしいので、ぜひ、手に取ってみてはいかがでしょうか?

ということで、また!

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