7秒シリーズ100枚目「手のデッサン」
「あなたの7秒を頂けますか」 100枚目
僕の望む事は、僕の絵をあなたに見て頂く事です。
、、、といって始めた7秒シリーズも100回目になりました。
時間の経つのは速いですね(笑)
何故7秒なのか?
時折、「何故7秒なのですか?」といういうコメントを頂く事があります。
深い意味はありません。
ただ、美術展に行くと思うのですが、意外に人は絵の前にいません。
歩きながら見ていったり、絵の隣に設置されている「絵の説明書き」を読む方に時間を取られてしまったり、、、人は意外に絵の前に居ても絵を見ないのです。
ですから、せめて7秒くらいは見ていってくださいね、、、という風に願う訳です。
もう一つは、皆さん特に朝などお忙しい時間を過ごしていらっしゃる方も多いので余りお時間を頂くのも恐縮、という思いもあります。
7秒位でしたら、絵を見てリフレッシュして頂けるのでは、、と思うのです。
デッサン/一番底にあるもの
さて、100回目をどうしようかと思ったのですが、今回は自分の一番底にあって自分を支えてくれているものを見て頂ければ、と思いました。
地味ではありますが、それはデッサンです。(笑)
3年ほど前にnoteを始めた頃に描いたものです。
右側の開いた手の方はデッサンというよりクロッキーです(クロッキー=美術用語で速描)。5分から10分程度でクロッキーします。
もちろん早ければ良いというものでもありません。
20歳から30歳にかけての10年間は、こういったものをほぼ毎日描いていました。20分程かけてデッサンをすることも多かった様に思います。
実際の所、僕は思い起こせば碌でもないことや赤面するようなことばかりしてきた様に思うのですが、あの頃にデッサンを続けたことだけは本当に良かったと思っています。あれがなければ、僕は僕にはなれませんでした。
7秒シリーズ、皆さんどうぞ引き続きご贔屓の程を。
100回続けることができたのは見て下さる皆さんがいて下さるお陰です。
皆さんに謝意を込めて・・・100回目の一枚でした。
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