「Web3.0」説明できますか?
知ってそうで知らない言葉シリーズ。
今回は「Web3.0」です。
当たり前に使っている人もいると思いますが、
一緒に勉強しましょう。
参考にさせていただいたサイトがこちら⤵
https://www.ecbeing.net/contents/detail/318
Web3.0には技術面、ビジネス面での革新性があり、多くのWeb3.0プロジェクトが巨額の資金を集め注目。
自民党が22年6月に発表した「経済財政運営と
改革の基本方針2022」には「ブロックチェーン
技術を基盤とするNFTやDAOの利用等の
Web3.0の推進に向けた環境整備の検討を
進める」との文言が盛り込まれています。
✴Web3.0の目的とは?
Web3.0とは、「分散型インターネット」
と称される次世代のインターネットです。
これまでのインターネットでは、GAFAM (Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)と呼ばれる巨大企業などが個人情報
や利益を独占していました。
ブロックチェーンをはじめとする技術を利用
し、情報を分散管理することで、巨大企業による独占からの脱却を目指そうとしているのが、
Web3.0です。
✴Web1.0について
Web1.0の時代は、インターネットが普及
しだした1990年代のWebを指しています。
当時のコンテンツはhtmlで作成され、回線の
速度も遅かったことから、テキストが主体と
なっていました。
また、コミュニケーションは一方通行で、
ユーザーは情報を得るために
インターネットを使用。
発信する側の数も少なく、個人のホームページ
作成も限られた人しか行っていませんでした。
具体例としては、「Google」「Yahoo!」「MSNサーチ」などが挙げられます。
✴Web2.0について
Web2.0の時代は、2000年代の半ば頃から。「Youtube」や「Twitter」など、我々が今使用
しているサービスのほとんどはWeb2.0に分類
されます。
Web2.0では、インターネットの通信速度が高速
になり、相互のコミュニケーションが取れる
ようになりました。
容量の大きなデータもやり取りできるように
なったため、Youtubeなどの動画サイトが一気
に普及し、また多くのユーザーが自身で発信するようになりました。
また、TwitterやInstagramを始めとするSNSも
普及し、ユーザー同士が相互でコミュニケーションを取れる時代へと変化。
便利になった反面、情報漏えいなどの問題も
取り沙汰されるようになりました。
✴Web3.0のメリット
✅個人情報の漏えいリスクの低下
✅セキュリティの向上
✅ サービスの安定化
Web3.0のサービスを利用するためには、
どこかの企業のサーバに情報を登録するという
ステップは必要なく、個人情報の登録は基本的
に不要です。
これによって個人情報の漏えいリスクが大幅に
減少しています。
ブロックチェーン技術の採用により、
セキュリティも向上しています。分散型のシス
テムであるため、データの改ざんも困難です。
Web3.0には、サービスの安定化という
メリットもあります。
Web3.0では、管理者を必要としないサービスが展開されています。それらのサービスは、
管理者がいないかわりにプログラミングされた
とおりに動くため、定期的なメンテナンスなどの必要がありません。
メンテナンスのたびにサービスが利用できなく
なるといった心配もなく、24時間使うことが
可能です。
✴今Web3.0が注目を集めている理由
✅プライバシー問題への関心
Web3.0では、アカウントの作成が不要となる
ため、「仮想通貨ウォレット」と呼ばれる仮
想通貨を使って買い物するためのサービスに
さえ登録しておけば、ほとんどのサービスを
匿名で利用することができます。
企業に個人情報を渡す必要がないため、
情報漏えいなどのリスクを心配している人でも
安心して利用できるのです。
✅技術の発達
Web3.0を主に支えているのは、
ブロックチェーンの技術です。
ブロックチェーンによる分散管理の技術に
より、既存のWeb2.0が抱えていた問題を
解決することが試みられています。
ブロックチェーンを採用することで、データの
改ざんが困難な分散管理型のシステムが実現
しました。
これまでは企業のサーバに一元管理されていた
情報を、分散型システムを利用することで、
個人情報の漏えいなどのリスクを極限まで
抑えたサービスの提供できるようになって
います。
仮想通貨やNFTなどを支えている技術です。
✅仮想通貨の普及
Web3.0のサービスでの買い物は、
基本的にすべて仮想通貨で行われています。
現状、仮想通貨が一般に広く普及したとまでは
言えないものの、仮想通貨の取引をしたことが
ある人の割合は、ここ数年で大きく増加しま
した。
2014年には1兆円程度だった仮想通貨全体の
時価総額は、2021年末ごろには250兆円にまで
上昇しています。
✴Web3.0の事例紹介
✅OpenSea
OpenSeaは、NFTの売買が行えるマーケット
プレイスです。会員登録の必要がなく、IDと
パスワードは不要で、仮想通貨ウォレットを
連携するだけで商品を購入することができ
ます。決済情報の入力も求められないため、
利用者は情報流出の心配なく買い物できると
いう利点もあります。
✅Brave
ブラウザの中でも、現在圧倒的なシェアを誇るのが「Google Chrome」です。
Braveは、Google Chromeに対抗するブラウザとして開発されました。
Braveの最大の特徴は、広告の表示、非表示を
ユーザーが自由に設定できる、という点です。
また、広告表示をオンにした場合、閲覧した
広告の数に応じて「BAT(Basic Attention
Token)」と呼ばれる仮想通貨が手に入る点も
ポイント。「bitFlyer」などの仮想通貨取引所と
連携すれば、広告を閲覧して貯めたBATを換金
することも可能です。
✅Uniswap
「DEX」と呼ばれる分散型取引所の一つです。DEXとは、「Decentralized Exchanges」の
略称で、中央管理者の存在しない取引所のこと
を指します。
国内の仮想通貨取引は、企業が運営している
中央集権型の取引所で行われるのが一般的で
す。
しかしUniswapを始めとするDEXでは、仲介を
行う企業は存在せず、あらかじめ設定された
プログラムに基づいて、ユーザー同士で直接
取引を行うという特徴があります。
中央管理者が存在しないため、中央集権型の
取引所と比べて取引手数料が安いうえ、
イーサリアムのブロックチェーンを採用した
分散型のネットワークで取引が行われるため、
強固なセキュリティが保証されています。
加えて、本人確認などの手続きも不要で簡単に
始められる点などから人気を集めている
サービスです。
✅My Crypto Heroes
My Crypto Heroesは、日本の企業が手掛けているNFTゲームで、ゲーム内のキャラクターや
武器などのアイテムがNFTで作られていると
いう特徴があります。
プレイヤーは手持ちのキャラクターや武器の
アイテムのレベルをあげながら探索を進め、
探索することでアイテムが手に入るようになっています。
✴まとめと感想
✅Web3.0は次世代のインターネットとして注目を集めている
✅匿名性を活用した犯罪などのリスクあり
✅消費者が安全に利用できるための法整備が
必要
✅Web2.0から3.0へのシフトが課題
現在、世界を席巻しているGAFAMをはじめ
とする大企業はWeb2.0です。
とすれば、あと5年後、10年後はWeb3.0の
企業が世界を牛耳っている可能性は十分に。
私自身投資をしているので、感じることは
未来は分からないということです。
今がいいとされる企業も数年先は…
人類の科学の進歩のスピードは凄まじい😮
一つだけ言えることは、気づけばWeb3.0の時代になってますよってこと。
スマホがでてきたとき、アンチスマホ派が
いましたよね。
でもどうでしょう。
今や、人類皆スマホ📱
そう、すぐにWeb3.0に世の中変わります😄
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