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だってつくる方が楽しいじゃん♪ってなる1冊【書籍紹介】稼ぎ方2.0(著:村上臣)

消費する側からつくる側になる

Chat GPT、Stable Diffusionに触って最初に感じたことはこれです。

自転車に乗ればウサイン・ボルトよりも早く走れる。AIを使えば誰でもコンテンツをつくれるクリエイターに、レオナルド・ダ・ヴィンチになることができる。

私たちは消費するだけでなく、コンテンツをつくりだすこともできるようになっている。70億人全員が消費者であると同時に、クリエイターとして、つまりつくり手としてコンテンツを消費するエコノミーがもう動いている。

今回のnoteは、そんなクリエイターエコノミーとはどのようなものか?そこでの働き方を考えるに最適な1冊を紹介します。

クリエイターエコノミー時代に求められるもの

「クリエイターエコノミー」の時代だ。

そのキーとなるポイントは、それまでコンテンツを消費する側がつくり手にもなるというところ、そして完成されたアウトプットよりもその制作過程のプロセスに価値がでるところだ。

つまりプロセスエコノミーという概念がとても重要になってくる。

プロセスエコノミーとは、コンテンツの完成品を商品にするのではなく、そのコンテンツ制作過程を公開し、そのプロセスそのものを商品とする経済活動のこと。

そのプロセスを見せることを通じてフォロワーとエンゲージメントを深めることで、より強いファン基盤を築くことが可能となっていくからだ。

その全員がクリエイターとなる時代、完成品ではなくプロセスが商品となる経済で、どのように行動すればいいか?

それを読んでいこう。

この1冊を深く理解するための問い

Q1. クリエイターエコノミーで何をすべきか?

自分がつくったコンテンツを、どうつくったのか?なぜつくったのか?それを明確にすること。

重要なのは、そのコンテンツの消費者も、同じコンテンツをつくるクリエイターであるということ。求められるものはコンテンツそのものではなく、それをどうつくったのか?なぜつくったのか?だ。

Q2. プロセスがコンテンツとなるのはなぜか?

それは何よりもつくり手の思考が求められているから。

コンテンツ制作のプロセスを通じて、実際に手を動かすことで、どうつくったのか?なぜつくったのか?を共有していく。

その体験が、消費者の新しい視点、洞察、モチベーションとなる。

Q3. 'エンゲージメントの高い仲間'の意義とその構築方法とは?

あなたがだれなのか?そしてどこに向かっているのか?それを見せること。それをつくっていくプロセスがコンテンツとなる。

そのためにはまず、だれが × 何をアウトプットするのか?、それを考える。それがエンゲージメントの高い仲間と構築する方法になる。

(その「だれが×なにを」の設計に関しては次の記事を御覧ください。)

クリエイターエコノミーの中心にあるもの

それは、全員が消費者であると同時につくり手でもあるということ。

クリエイターエコノミーでは、全員が消費者でありつつ、つくり手としても動く、欲しがる。だからあなたがどのようにコンテンツを作りたいのか、なぜ作りたいのか、そのプロセス自体に価値が出る。

あなたがそのコンテンツをどうつくりたいのか?なぜつくりたいのか?そのプロセスそれ自体を、求める消費者がつくり手がいるからだ。

クリエイターがつくったものをクリエイターが消費する。
それで経済が回っていく。

AIを使ってこのエコノミーの中に飛び込んでみよう。

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AIを使えばクリエイターになれる。 AIを使って、クリエイティブができる、小説が書ける時代の文芸誌をつくっていきたい。noteで小説を書いたり、読んだりしながら、つくり手によるつくり手のための文芸誌「ヴォト(VUOTO)」の創刊を目指しています。