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書くことで何かを残したい【書籍紹介】「書きたい生活」(著:僕のマリ)

今しか書けない瞬間や事柄もたくさんある。そんな感覚がずっとある。取り込んだものをひたすらアウトプットしたい。

「書きたい生活」(著:僕のマリ)より

今回はブックレビュー・エッセイで、僕のマリさんの書籍「書きたい生活」をご紹介します。

この本は、文章を書くことに魅了される方々に向けて、書くことで何かを残したいという気持ちを引き出す一冊。少しでも書きたいと思っている方に手に取っていただきたい1冊です。

「書きたい生活」はどんな本?

この本は、僕のマリさんのデビュー2作目です、そのデビューから続く物語の完結編。その前作は「常識のない喫茶店」は1万冊以上も売れたベストセラーで、働く人が嫌な気持ちになる人はお客様ではないという理念を掲げた喫茶店の日々が描かれています。

そして、今作「書きたい生活」では、商業出版を経て文筆家としての一歩を踏み出した著者のマリさんが、書くことへの思いや人間関係、自己成長、書くことが自己ケアにつながる様子を綴っています。

この1冊をより理解するための3つの問い

この本を読んで私が感じた問いをご紹介します。これらの問いを頭に入れてから本を読むと、本の内容をより理解しやすくなると思います。

①書くことが自己ケアになる?

この1冊を読んで感じることは書くことが自己ケアとなる。その理由や事例、それを裏付ける考え方は何か?そのヒントがこの1冊から手に入る。

②書くことによる自己ケアの第一歩として日記?

この1冊は著者の生活を綴った日記で構成されています。そこから書くことによる自己ケアの最初の一歩が日記となる理由がわかります。日記を書きたくなる。

③書くことが生活や仕事に変化をもたらす?

書くことが、多角的な視点を持つことに繋がり、私たちの意識や思考に与え、そして生活や仕事に変化をもたらす。そのヒントがこの1冊から手に入る。

書くことで自分が大切にしているものを残したい

まとめると、書籍「書きたい生活」は、著者の僕のまりさんが喫茶店でのバイトの日々から文筆家として次のステップへ進んだプロセスとその思いを、日記として綴った一冊。

本の内容には、喫茶店や出版の経験から得られた考え方や人間関係、自己成長の思いが詰まっています。また、書くことによる自己ケアの重要性も感じられます。

著者の人柄や日常の一部も伝わる内容です。それはChat GPTが人間よりコスパよく文章をつくる時代においてとても大切な要素のひとつとなっていくと思います。

少しでも書きたい、書くことで自分が大切にしているものを残したいと思った時に手に取りたい1冊です。

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