望む世界の作り方

ご覧いただきありがとうございます。
のりこです。



私が小さい頃、世界はものすごく暗くて、悲しみと苦しみに満ちているように見えていました。


どれだけ明るい世界に行きたいと願ったかわかりません。


自分の存在がこの世界に必要であると、誰かに言ってほしかった。


でもそんな人、待てど暮らせど現れない。



おかしいな。

私が悪いのかな。

私がもっとこうだったら、、

私がもっとこんなことが出来たら、、

私じゃなかったら良かったのかな。



そんな非生産的な思考が頭の中をぐるぐる。



傷だらけの私は、急に目の前に王子様が現れて、馬車で楽園にでも連れて行ってもらえる日が来ることを、本当に心から信じている子供でした。



でもそんな日は来るわけもなく、、

現実逃避をするばかりの日々でした。



「変わりたい」と思っていたつもりでした。

でもそれは、本当の意味で覚悟できていたわけではなかった。


「変わる」とは、「何かを変える」とは、それなりのエネルギーと痛みを伴うことだということに気づくのにだいぶ時間がかかりました。



でもその気づきを得られたのは、目の前に現れた数々の辛い出来事たちのおかげでもあり、、

あの時から、無理やりにでも軌道修正がかかっていたのでは?と今では思っています。



覚悟を決めても、そこから続く道は長いと一言では言いたくないほど長くて、これのどこが光に向かっているのかが全然わからなかった。



私は何度、自分の置かれていた環境に文句を言ったことでしょう。

私の周りにいた人たち一人一人を憎んで、責めて。


文句を言ったって何も変わらないことはわかっているんです。

でも私の中から出てくる言葉の数々は、私の体に入りきらないくらいの怒りと悲しみでいっぱいでした。



「私の人生を返してほしい」と何度も叫んでいるときもありました。


前に進んでいるつもりなのに、ずーっと目の前の景色が変わらなかったからです。



私に必要だったのは、「癒し」。

「変わる」のはその後でした。



感情を一つ一つ感じて、泣き崩れたり、大声で叫んだりしながら、自分を自分で救ってあげることの大切さに気づき始めました。


少しずつ自分が軽くなっていくと、心のバロメーターがマイナスからプラスに変わったのを感じました。




***




私たちは循環の中に生きています。

それは良くも悪くもです。



自分が傷つけられたとき、相手に対して色々な感情が湧くと思います。

感情が湧くのは自然です。

感じるのはおっけーです。


ただ、その感情があなたの中で癒されないままに、誰かに復讐したいというような感情や気持ちになっているなら、一旦ストップすることをおすすめします。


あなたが傷ついたのは、あなたが悪いからではありません。

もっと言うと、相手も悪いわけではありません。


誰のせいでもないんです。



誰かのせいにしたい気持ちは、とてもよくわかります。

私もそう思っていたから。



誰かのせいにすることで、あなたが幸せに生きていけるのなら、それでもいいと思います。


ただ、あなたがその感情をずっと持っておくことで、あなた自身が辛くなってしまっているなら、自分を救ってほしいなって思います。



あなたが本当は経験したかった世界はどんな世界ですか?

どんなものが欲しかったですか?

どんな人たちに囲まれていたかったでしょうか?



あなたが思う理想の世界を、あなたに作ってほしい。

あなたが思う理想の人に、あなたがなってほしい。



自分の出したエネルギーは回りまわってあなたに返ってくる。

私たちは循環の中にいるから。



あなたが先駆者となることで、あなた自身も幸せになれちゃうの。

すごいでしょ?



もし反対なことをするなら、あなたが傷ついたその経験を、あなたがまた経験したいと意図していることになります。


私たちは循環の中にいるからね。



あなたはどっちが好きか、心に聞いてみてほしいです。


そして「変わる」よりも前に、「自分を癒すこと」を忘れずに。




***




ここ最近、過去の回想がやたらと行われていて、何だろう?ってずっと疑問に思っていました。


何度も同じ場面や経験のことを思い出して、辛い気分にもなったりしていたのですが、やっとその理由がわかりました。



それは、私が暗闇だと思っていた世界、悲しみと苦しみだけだと思っていた世界は、本当はすでにたくさんの愛で溢れていたこと。



思い返せば、今まで私に愛を与えてくれた人たちが確かにいました。

あまりの出来事のインパクトの強さに、見えなくなっていただけだったみたいです。



私の話を否定せずに聞いてくれた人。

私の選択を尊重してくれたあの人。

物理的な援助をしてくれた人たち。

「自分を大事にしなさい」と言ってくれたあの人。



私の人生における大事な局面には、私の味方になったくれる人たちがちゃんといました。



過去は今この瞬間に書き換えることが出来る。

この世界にどんなフィルターをかけるかによって、一瞬で生きている世界が変わる。



そう思った瞬間に、心がものすごく温かい気持ちになりました。




***




誰かに感謝の気持ちが湧いてきたとき。

その人はもう目の前にはいないかもしれません。


でも後悔しなくても大丈夫です。


あなたの身近にいる人たちに、あなたが与えたいもの、感謝したかったことをプレゼントしてあげてください。


私たちは循環の中にいるから、回りまわってその方にちゃんと届きます。



たとえその方が、この世界にはもういなくても。

その方にちゃんと届いていると思います。


みんな肉体がなくなっただけで、ちゃんと見守っています、地球で頑張るあなたのことを。



気づけたときでいいの。

あなたのタイミングで大丈夫です。



***



みんなの幸せが私の幸せに。
私の幸せがみんなの幸せに。


それならまず、自分の幸せを優先しよう。



私はちょっと稀有な気質を持っていて、自分の痛みより人の痛みの方が強く感じる傾向にあります。

だからどこか心の奥底で、「どうせ辛いなら、自分だけが辛ければいいのに」と思っているところがあります。



たぶん、その感覚がさっぱりわからないという方にとっては、自己犠牲が過ぎるという反応が返ってくるかもしれないのですが、、

自分の傷を癒す方がどちらかというと、簡単なんですね、私にとっては。



でもやっぱりそんなことしていては、自分が破滅に向かってしまうので(笑)

やっとここ2年くらいで、境界線の引き方を覚えました。



自分が幸せになるための選択は、みんなも幸せにするんだと、やっと腑に落ちました。


誰かのためにあなたが我慢しているなら、それはちょっと余計なお世話かもしれません。

誰かのせいにして自分の幸せを諦めるのは、その方に失礼かもしれません。

「良かれと思って、、」は全然良くない時もたくさんあります。



もし現実的に全部が全部希望通りになっていなかったとしても、その希望を完全に諦める必要はないし、そんなあなたの大事な声を無視しないであげてくだいね。


多くのことは、現実的に難しいから今目の前に現れていないのではなく、あなたの思考に制限がかかっているか、ただ実現するのに時間を要しているだけだったりします。




一つ一つの選択を大切に。

どんな小さなことだったとしても、あなたがどんな世界を生きたいか、意図していることを忘れずに。




あなたの素敵な世界が実現される日が近いことを、心から願っています。






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