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お返事・・・・できてます?

最近の子たちは・・・なんて言い出したら自分が年を取ったんだなと思いますが、返事ができない人が増えたような気がするんです・・・・。

返事をしないパターンは2種類かありますが、

1つ目は、本当に聞こえていないパターン。
これはこちら側に非がありますね。

問題は2つ目の、聞こえているのに返事をしないパターンです。

この中にも色々なパターンがありますね。
低年齢の子に多いのは、返事をするということを知らないパターン。
お返事しようね~!とことあるごとに教えていけばわりとすぐに習慣となると思います。

小学校中学年ぐらいになると、何かを伝えたり指示をしたときに、その通り動くけど返事はしないというパターンもあります。
まぁ返事とかしなくても良いか・・・という気持ちでしょうか。
大人数相手に話されていると子どもが感じるとこういうことがよく起こりますね。これが多くなってきた気がしています。反応がないというか薄いというか・・・。コミュニケーション能力が下がっているのかもしれませんが、人と人との付き合いとして、何か言われたら反応するということを覚えてほしいですね。

自分はちゃんと聞いていたよという意思表示のためにも絶対に返事をしたほうが良いよ。と伝えています。
ちゃんと指示を聞いて動いているんだから、さらに返事をするだけで、もっとお互いに気持ちよく行動できると思うよ!と。
あとは、返事をしている人を盛大に褒めるというのも良いですね。
良い返事は聞いていてこちらも嬉しくなるね!!と。
ゲーム性を持たせるのも良いですね。
一番早くに返事した人が一番良いね!!!みたいにして、
わかった?などと聞くと、大きな声で競い合うように返事をしてくれると思います。
ゲーム的な要素を入れながら定着を狙っていくのがおすすめです。

全員の返事があるまで言い続けるという方法もありますね。
全員の返事があるまで先に進まないよ!と宣言してしまうと、本当に全員返事をするまでやめられなくなるし、本当に全員が返事をしているか正直わからないので、言わなくてもそのまま流れてしまうことがあるので、あんまりおすすめしません。
その子に、結局言わなくても良いや・・・・という思いを抱かせてしまうので。全員のってくれると良いんですけどね。

高学年ぐらいになると、声を出すのが恥ずかしいというか、うなづくという方法のみで聞いていたことを表す子も多くなってきます。
うなづいているだけ良いというのはその通りですが、やはり声に出したほうが気持ちがいいよと伝えています。
ちょっと荒れている環境の場合は返事とかなかなかしなくなってきてしまいますね。
それでも、自分の声で意思表示をするということは大切だよと伝えていきたいです。場合によっては「いやです」と言うのも良いかなと思います。

基本は「はい」ですが、「わかりません」「聞こえませんでした」など言えるようになったら素晴らしいです。
ただ「はい」と言えば良いと思っている人も中にはいて、何がわかったの?と聞くと全く答えられないのでは意味がないです。
わからなかったら「わかりません」と言えると良いですね。
大人でもこれはかなり難しいことですけどね。


なんでこのようになってしまったのか・・・・。
と考えてみると時代なのかな・・・・という気がしています。

昔は、近所の人にあいさつするのも普通でしたよね。
もちろん今でも普通にあいさつしている場所もあると思いますが。
ただ、圧倒的に少なくなってきていると思います。
子ども達に声を掛けたら不審者扱いになってしまう世の中ですから・・・。
昔はあいさつをされて、受け応えるということが自然にあったということだと思います。
その経験が少ないから力が身につかないのかなと思います。
意図的に作っていかなければいけない時代ですね。

お礼についてもそうです。
何かをもらった時などに、「ありがとうございます」が言えない子が多い・・・。
黙ってもらってスタスタ歩いていく・・・・。

これも昔よりもらったりする機会が少ないというのも影響しているのかもしれないなと思いました。
コロナ禍で、人からお菓子をもらうなどの機会も減っていたからか、最近の子たちは特に今までの子たちよりもお礼など言えない傾向が強い気がします。(個人の感想です・・!)


今までは自然と学べていたことが、教えていかなければいけない。
そういう時代なのかなと思います。

あんまり自分の子じゃない人に物などをあげて、「お礼は?ちゃんと言おうね」などと言うのは難しい面もありますが、幼い子であればあるほど、教えていかなければ知らないままという状況が起こるので伝えたほうが良いと思います。

1年生の名札をつけてあげることがあるのですが、何も言わないで行こうとした人には必ず、「ありがとうございます。って言うんだよ。」と伝えています。やっておいて自分からお礼を求めるのは違和感がありますが、教育・しつけ・その子のためを思って言っています。お礼を言われたいからではなく。(笑)
何回か言われると子ども達は自分から「ありがとうございます」と当たり前に言えるようになります。そこですかさず褒めて成長を認めてあげればもうお礼を忘れることはなくなります。


何で、返事やお礼が必要かって、結局お互いが気持ちよく生活するため。
この良さをしっかりと伝えていきたいです!

意外と長い記事になってしまいましたが、
ここまで読んでいただきありがとうございました~!!

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