妙介

山間部に移住して12年。長男(10)長女(6)次女(3)妻(45)で暮らしております。…

妙介

山間部に移住して12年。長男(10)長女(6)次女(3)妻(45)で暮らしております。 基本日当1万くらいのアルバイトばかり10年で1000万以上貯金したものをこれから投資に使って行こうと考えております。 フォローされたら喜びます。

最近の記事

ドン引きされるウチの生活費

ウチの生活費の話になるとだいたいビックリされるんですが、家は鉄コンの教員住宅の二世帯分と平屋付きの物件を中古で10年ほど前に購入したので家賃は無し(購入費280万、固定資産税6万ほど)、家の修繕などはDIY、鹿イノシシ穴熊ハクビシンを獲るか貰うかして自分で捌いて食べ、川がキレイなのでナマズと鯉を釣って食べ、鶏肉は買っても胸か皮、野菜はなるべくいただいた物を、こども食堂からお米をいただき、薪ストーブで暖をとると共に調理も済ませ、服はリサイクルショップで500円以内のものしか買わ

    • 移住12年目

      移住者の多い山の町に住んで12年経つのですが当時から非常にFacebook率が高く、移住した当初は自分がどういう人間なのか知って貰うに最も手っ取り早いツールだったので投稿しだしたところ、割と手応えを感じて調子に乗ってまあ色々と書き溜め込んだのですが段々と「承認欲求」「自己顕示欲」なんて言葉も気になり始め、少しずつフェイドアウトしたい気持ちと「投稿いつも楽しみにしてます」とかこっちは知らない人に言われたりするとつい止めにくくなってしまい、未だに続けていたのですがNOTEを知った

      • 信号待ちで後ろの車からヤンキー降りてきて

        帰省中の車内で、日射しが俺にむちゃくちゃ当たっててむちゃくちゃ暑くて、運転席でこれだけ暑いなら子供らの後部座席はもっと暑いし、クーラーのつまみを2から3にさせてくれと言ってもさせて貰えず、こっそり3にしてもすぐ2に戻され、暑さも助けてイライラもマックスになって信号待ちで口論になり始め、いやそれやったらお前いっぺん後ろ座ってみろやと言おうとした時にふとサイドミラーを見たら後ろの車の運転席のドアが開き、下品な金髪でキャップ後ろ向きに被ったイキりマックスくらいの男がガムくちゃくちゃ

        • 「これ」

          「うわくっせー、とうちゃんこれ匂ってみ?なあ、これ匂ってみってゆってんのに、ちょっと、きいてんのとうちゃん」 2歳の次女は車の助手席で、自分を抱いている母親の唇を指差し、そう言った

        ドン引きされるウチの生活費

          虚しさ

          こんなに面白くない理由って、面白い面白くないをジャッジ出来る権力があると勘違いしてる面白くない人達の見る目があまりにも無いからなんじゃないの?というと「それはむちゃくちゃ思うしそういう話をしょっちゅうしてる」と、とても共感して貰い、自分達が承認されないカラクリを捏造し、成功者側をこき下ろす事で一時的な非日常で安心感のある空間を体験し楽しんだのだか、空はカラッとした炎天下だったにも関わらず、石つぶてみたいなデカいヒョウが降り注いだ気がしたが、多分あれは虚しさのカタマリというか虚

          虚しさ

          社会的・死

          妻の職場の人間模様などをおれの立場で聞いて良い範囲で浅彫りして聞きながらその様相を想像しつつ自分がサラリーマンだった頃の喜怒哀楽を思い出してそれに重ねて社会人の世界というヤツを更にリアルに近づけて妄想してはノスタルジーに浸りまくってじっくり堪能し尽くして楽しんだあと、ふと「何ちゅう今のおれと超無関係の世界な事なんやろか、おれはその世界と全く無関係どころか、生涯関わるつもりが一カケラもない」と驚愕したあと、ふいに足元の地面が無くなって真下に落下してああ死ぬのかもと思った瞬間、生

          社会的・死

          いつも

          ユーモアを極限までそぎ落として本質からかけ外れた真面目さと並外れた保身力とで我がを肥え太らせた者達は、こちらが少しでも楽しく生きていこうとつかの間の下らない戯れ言せめてもの下らない自由を味わおうとするといつも、それすら許させず謝罪させこちらが生きていく事を興醒めせしめる為に巨大な肉壁となって立ちはだかる

          班長の武勇伝

          数年前に期間工で働いてた工場での出来事をふと思い出したんやが、30歳くらいの班のリーダーが昔ヤンチャだった武勇伝をちょくちょく語ってるという噂を聞いていたので、ちょうどそのリーダーと二人きりになった時に、「よく昔の自分の武勇伝とか語るヤツいません?ホンマやめて欲しいですよねアレ、恥ずかしくないんですかね?」ってワザと言ってみたら「じゃあオレが昔、単車で暴走してた時に上空からヘリで追い掛けられた話とか聞いても何とも思わんっすか?」って返して来られ、俺は一瞬気が遠くなって倒れそう

          班長の武勇伝

          主夫

          さっき洗濯物を干していたのやが嫁のパンツを干す時の気持ちが、子供の頃に洗濯機の中のオカンの下着を見た時の哀愁と似ていた。

          カッター

          木片をちょっと削りたくて、でもカッターが家中を探しても無いので、あきらめて丸ノコで端っこだけちチュインと切ろうとしたら木片がバーンてはじかれて、そのはずみで親指の爪の伸びてた部分がベローンてなったので、そのままにしておくと服とかに引っかかって良くないのでその爪をカッターできれいに切り落として、引っ掛かりが無いようにキレイにしてる途中でカッターあるやん思た

          カッター

          桜と祖父

          座布団と座卓がいくつも並べられ、親戚のおっちゃんおばちゃんらが喪服を着てる。 なんやら誰かの葬式みたいで、僕もいつの間にやら黒い服を着て座布団の上で正座をしていた。 どうも亡くなったは僕のおじいちゃんらしく、あれ確か中学三年の時に死んだのでは、と思ったが深くは考えなかった。 しばらくすると両手足を縛られた全裸のおじいちゃんの遺体が運ばれてきた。 裸のおじいちゃんをどうするのかなと不思議に思って周りの皆を見渡すと、 「ああ、ついにこの時が来てしまった。まあ、仕方ないんだがなあ」

          桜と祖父

          フィレオ

          特に好きな訳でもない徳永英明という歌手の壊れかけのradioという曲が頭から離れないままマクドでメニューを見てるとすぐ後ろで小学生くらいの子の「これはオレのフィレオやぞ」と言うのが聞こえて何故かこのセリフが妙に頭のどこかに引っ掛かるので理由をよく考えてみると、彼の言葉を少し変えると「オレだけのフィレオ」という事になりそれが「壊れかけのレディオ」と似てるからなのだと気付いたので、オレだけのフィレオオレだけのフィレオオレだけのフィレオと何回も気持ちの中で唱えていたら俺は自分がまる

          フィレオ

          リモートワーク=頭がいい

          妻の仕事が何なのか訊かれる度に、あまり知らないけどパソコンで在宅の仕事をしてるというと、頭いいんやなーとか言ってくる人がいるので「パソコンの仕事してるって頭いいの?」って訊いてみたら、「いや俺は頭悪いしパソコンとか苦手やし」「いや私はパソコン全くわからんしすごいなと思って」とか、いかにも自分は謙虚ですみたいな事を言って来て「キミもそう思うようにせなアカンで、もっと人間謙虚にならんと」みたいな事も言われた経験あるんですけど、これってマジで謙遜してるつもりなんやろか。(ちなみに「

          リモートワーク=頭がいい

          個性的

          話をした事がない人を交えて話をしていて、アレ?これって誰かが前に言うてた話と似てるなー思いながらしばらくして、ああそれも違う誰かが言うてたなーと思いしばらくするとあーそれネットのインフルエンサーが言うてるニュース見たわごめんー思いながらアレ?もうこんな時間やなーほなサイナラー言うて後日、その場にいた以前からの友人に、あの人ってすごく変わってない?と言われたので、まあ変わってるって言うか全部なんとなく聞いたことのある話を自分の気付きの話みたいにしてるところが、まあそのなんつーか

          嫌いな「突っ込みどころ満載」という言葉

          「突っ込みどころ満載っていう言葉があるじゃないですか。あれって語感そのものには違和感ないんですけど、よく考えたら矛盾してるというか、おかしく無いですかね」と聞かれたので、俺も言わんようにしてるけど一体どの辺がおかしいん、と聞くと「一つの事柄に対して矛盾してる事や変な箇所がたくさんあるって言いたい訳ですよね、そういうものに短い言葉で根本から覆したり、一点の支えだけを見抜いて抜き取るだけで崩壊させたりする事が突っ込むという行為ですよね。一つ一つに対して全部突っ込むのはただの指摘で

          嫌いな「突っ込みどころ満載」という言葉