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1人の時間が必要な私たち

恋人ティムとメルボルンのエアビーに滞在して1週間が経過。

現在滞在しているエアビーのお部屋は大きくも小さくもない一室。

ネットフリックスが見えるテレビに2人掛けのソファ、ベッド、デスクがある。

キッチンとお風呂は他のゲストと共同。

中国人ゲストが朝食に巨大な蟹を調理しているのを目撃して衝撃を受けたのは2日前のことだ。


その話は置いといて….

私はそろそろ思わずにはいられなかった。

ああ、そろそろ1人の時間がほし〜いと。





きっとティムも同じことを思っていたはずだ。

私とティムは1人時間を愛している。

1人時間を使って大好きな趣味にいそしんだり、誰もいない空間でのびのびすることで余裕とご機嫌を確保し、バランスを取っているのだ。

1人でいるのはつまらない!さみしい!常に誰かと戯れてたい!と思う人もいるかもしれないが

私たちの場合

1人になるための時間をくだせぇ!じゃないとしんどい!時には自分だけのパラダイスなひとときがほしい!と切望している2人である。

例えば2人とも予定がない日は、2〜5時間くらい別部屋で過ごしたりする。

あるいは片方が家でのんびりして片方が外に出かけるなどして臨機応変に1人時間を捻出している。

じゃあまた後でってそれぞれの世界に突入して、満足したら手を繋いで散歩に出かけたり、一緒に料理を作ったりする。

ティムとは1人になりたい塩梅がよく似ている。

だから最高に心地よいのだと思う。




残念なことに

現在滞在しているエアビーの部屋には「別部屋」というものがなければ仕切りもない。

私はパソコンで仕事をしたりエッセイを書く時に近くに誰かがいると集中できないので、この環境は若干ネックだった。

ティムも親友達とPCゲームをする時は声が少しだけデカ目になるので、そろそろ私の目を気にせずにプレーを満喫したいところだろう。

う〜ん、どうすればこのエアビー内でお互いの1人時間を満喫できるだろう…

そんなことを考えてぐるぐるしてると、入り口のドア付近に机と椅子があることに気づいた。



リビング的な場所は人が行き来しているけど、ここはほんのたま〜に出入りがあるくらいで静か。電気はないけど外が明るいため、のびのびとした時間が過ごせそうだった。

エアビーの横にある小さなカフェでコーヒーをテイクアウトして、青空の隣で記事を書いたり仕事をする。

う〜ん、落ち着く!!

心の充電がどんどんチャージされていく…!!

お気に入りスポット、みーつけた!


小さなカフェ


エアビーにはあと1週間ほどお世話になる予定。

その期間中、ここに来てはのんびりと作業をしようと思う。

さっきほうじ茶を淹れたのでティムに届けようと部屋に戻ると、彼は彼で友達とビデオ電話しながらPCゲームを楽しんでいた。

こちらも充電がチャージされている模様…(笑)



メルボルンの夏は夜の8時くらいまで明るい。

そろそろ1人時間にも満足したことだし、2人で夕飯の買い出しに出かけようと思う。

スーパーまでは20分くらい歩かないといけない。

その間、手を繋いでいろんな話をする。

今宵はちょっぴりスパイシーなトマトパスタが食べたいなぁ。


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