MIDIトラックをモノラルのオーディオトラックで書き出す方法(半分嘘)【LogicProX】【DTM】
アノニマスDTM編集部でございます。
Logicユーザーお悩みあるあるだと思いますが、MIDIトラックをモノラルのオーディオトラックに書き出せずイライラすることありませんか?
ソフト音源によってはモノラルを選択出来る場合もありますが、ステレオのみしか選べないものはモノラルバウンスが必要になります。
オーディオトラックは、ミキサー画面で簡単にモノラルかステレオで切り替え可能ですが、MIDIの場合は全てが容易というわけではありません。
そんな時に役立つのがコイツです。まあ、WAVESに限らずって話なんですけどね。簡単に説明すると、ステレオ幅を広げたり縮めたり出来るプラグインです。
例えば1番上のMIDIトラックですが、使用音源はステレオしか選択できません。これをモノラルにしたい場合…
FXスロットにS1 Stereo Imagerを挿入します。
赤四角のWidthを…
バーっと一番下に下ろすと、定位がセンターになります。この状態で書き出したら、形式はステレオですが中身はモノラルです。タイトルの「半分嘘」とはこういうことです(b・∀・)b
MIDIトラック以前に、オーディオトラックをモノラルに書き出す方法が分からないLogic初心者さんに補足しておくと、赤四角のInputを「◯」にすればモノラルで書き出せます。(オーディオトラックとして書き出す:トラックを選択した状態で⌘+E)
書き出したトラックを確認すると、きちんとモノラルになってますね!
別途ProToolでミックス・オーディオ編集を行う人は、事前にLogicでS1 Stereo Imagerを挿す必要はありません。
そもそも、モノラルかステレオを意識する必要はないと言った方が良いかもしれません。
ProToolsにはネイティブでDownMixerというAAXプラグインが入っているのですが、これはステレオをモノラルに変換出来ます。
なので、Logicでは前置きなしで全てのトラックを書き出しても問題はありません。
容量的にモノラルである方が当然良いのですが、ステレオの方が都合が良いと言った場面も出てくるでしょう。
注意点ですが、DownMixerが適用されたトラックは、パンは単一のエンコーダーに切り替わりますが波形はステレオのままなので、コメント欄に「モノラル」とメモ書きしておくと見やすいです。
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