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先生あのね

から始まる口語調の日記を小学校低学年のときに宿題で出されていた。

あれはとってもいい制度だと思っていて、自分が書いたものに先生がコメントをしてくれるのが嬉しかった。

小学1年生の時の節分のとき、拾った豆を年の数だけしか食べられなくて、もっと食べたいと書いたのに対して、

『先生は○○歳だから、もう食べきるのが大変です』ってコメントがあったり、

千と千尋の神隠しを映画館で観て泣いちゃった話を書いたら、

『感受性が豊かですね』とコメントがきたり、

家族以外の大人が、その人自身の思ったことを返してくれることに嬉しさを感じていた。

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大人になってから、自分は思っているよりも寂しがりやなのかもしれないと思うようになった。

17歳からひとり暮らしをしているけれど、本当は人と生活を共有したいし(空間を共有するということもだけど、どちらかというと会話がほしい)、たくさん交換日記みたいな話をしたい。

ちょっと前に書いた、その人の、らしさを感じる瞬間に心が充たされるかも。

オフィシャルでもプライベートでも、見たい聞きたい知りたい、の気持ちは強くある。

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好きな人がたくさんいる。

私の友人たちはみな本当にそれぞれ眩しいところを持っていて、とっても大好きなんだけど、

話していて、うわーーー、この人のこういうところ、好きだなぁって思うことが結構ある。

瞬間的にめろめろになっちゃうことがね、ある。

で、私自身が、わーーーー、今の会話あとで聞き返したいな~~って思うこともある。

聞き返せるようにしたいな~~、、

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この前つまずいて転んだ。

両手に荷物を持っていたから、ひざをしっかり擦りむいて、とっても痛かった。

幼稚園のとき、よく転ぶ子だったこととか、小学生のときも転んでひざを擦りむいて、保健室に行ってる間に教室ではみんな授業を受けていて…等々思い出して、ぼんやりしてしまった。

かさぶたができて、かさぶたが少しずつ小さくなっていっているのとか、青アザが少しずつ小さくなっていくのを見ている。

ちょっとおもしろい。

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電話がね、好きなの。

寂しがりの話にも通じるかもしれないけれど、電話って良いよね。

普段会う機会のある人と電話で話すのもいいし、普段なかなか会えない人と電話で話すのもいい。

高校生のときは電話料金が怖かったけど、今はLINEがあるもんね。

小学生のときの、連絡網から家の電話にかける緊張感も良かったと思います。

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という、日記でした。
先生あのね。


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