2分で読める子育てエッセイ№565『こっそり一人で食べても罪悪感を感じる必要もなし』

先日小2の息子がちょっと寝坊したタイミングでの世界地図。

「もう! なんだよ! このタイミングで!」
なかなか脱げないパジャマに当たり散らす息子。
 
「布団を片付けてあげたのに、イチ(息子)にお礼を言われるどころか当たり散らされた」
 
と、ダンナ。
機嫌の悪い第2家族発見。
 

仕方ないので着替えた息子に言葉巧みにこう言った。
「おねしょは小学生の特権だからね~。今しか出来ないことだよ?」

「え?」
息子が驚いた。

すると茶々入れ担当のダンナがニヤリとしながらこう言った。
「そうそう小学生の特権! でもお姉ちゃんは小5だけどそろそろギリギリっぽいよね?」

娘が笑いながら言い返す。
「しないよ! おねしょなんて」
 
ワイワイ言っている間にすっかり息子の機嫌もよくなり、元気に登校した。
 
※※※
 
今は小5の娘が幼稚園児の頃、園からのお知らせに書いてあった、違和感のある言葉を思い出す。

「子供の機嫌をよくさせておくこと」
 
は? これ無理だよね?

 朝なかなか起きやしない、ごはんを食べやしない、着替えには時間がたっぷりかかるし、玄関先で急にトイレと言い出す。
挙句の果てには幼稚園に行きたくない、バスに乗りたくないって大騒ぎ。
 
子どもの機嫌をよくさせる要素ゼロなのに?
うそーん。
 
 
実際幼稚園が始まる4月には、幼稚園のバスが遅れることが多め。
ここに来るまでに何人泣いたのかな・・・と
想像したら、思わず笑ってしまった。
 
 
なるほど。
「子供の機嫌をよくさせておくこと」
これは登校・登園前には必要なことかもしれないな。
 
そう思ったときハタと気がついた。
 
 母であるワタクシが感情的に怒ったら
 
1.自分自身の気分を整える。
2.感情をぶつけてしまった子供の機嫌を整える。
3.それを目撃した家族の心を整える
4.なんなら、当たり散らして壊してしまったものの後片付け。
5.そして破壊したものの再購入。
 
メッチャめんどくさーい。
ワタクシだ、ワタクシが感情的になるのが一番被害が大きくなる。
これ、これが一番大事!


ある時は天気のせいにして、
またある時はホルモンのせいにして、
最後は甘いものが足らないのだと言い訳し今日も自分のご機嫌を整える。

母の機嫌がよければすべてよし。
なんか腹立つけど、そうらしい。

とっても頑張っているので、おやつをこっそり一人で食べても罪悪感を感じる必要もな〜し。
残り1個のお菓子は全部ワタクシのもの。
ウケケ。




 

この記事が参加している募集

#最近の学び

181,634件

#子どもの成長記録

31,581件

サポートありがとうございます!  迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す  ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ