2分で読める子育てエッセイ№334 『見守りと作戦に感謝感謝』
我が家が数年前に引っ越してきてから、何かと気にかけてくれるご近所さん、Uさん。ワタクシの母と同い年で親近感があり、お話が面白いのでついつい長話してしまう。
Uさんは、毎朝洗濯物を干しながら、学校に行く子供達に
『いってらっしゃ~い!!』
と声を掛けてくれるのが日課。どうやら子供達のために、時間を合わせてくれているようだった。
お蔭で子供達は、家族以外の人に恥ずかしがらずに挨拶や話が出来るようになって、Uさんには とても感謝している。
しょっちゅう顔を合わせているのに、ある朝ピンポンと我が家にやって来た。
『何かあったのかな?』
入院でもするのかと心配していると、お家の工事をするので、いつも洗濯物を干しているスペースが使えないとか。
『明日から1週間、朝行ってらっしゃいの挨拶出来ないからイチ君とお姉ちゃんに伝えておいてね!欠席届け!』
ホッとした。
わざわざスミマセン・・・。
ホント、Uさんのお気遣いには頭が下がります。
でも、ワタクシからはUさんには伝えていない事が・・・
風呂の後、長い間パジャマも着ずにフラフラしている小1の息子。
何度言っても全然聞かないので、しまいにはワタクシもキレてついつい
脅かすようなセリフを叫ぶ。。
『Uさーーーーん。うちのイチは、裸でフラフラしていまーーーす!!
見に来てやってくださーーーい』
『え?!』
息子は大慌てでパジャマを着ると、さらに焦った様子でこう聞いてきた。
『おばちゃん、来てない?来てないよね?見られてないよね?』
それから、念入りにいつもの場所を窓から見て確認までしている。
いつもそれくらい、ささっとせんかーい!
Uさん、スミマセン・・・。知らない所で名前お借りしちゃってます。
今度旅行に行ったら、お土産お持ちしますので、今しばらくこの作戦を使わせてください。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ