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0da0daaki
2分で読める子育てエッセイ№663『憂鬱な連休明けの朝を無事に乗り切った?』
連休明けの朝、子供達は、きっとこう言ってグズるだろうと予想していた。
「もっとお休み長かったらいいのに~」
そこでワタクシ、子供達のテンションが上がるよう、朝の味噌汁にあるものを入れて出した。
すると、一口食べた小6の娘に異変が。
それをみた、小3の息子が驚いて娘から目を離せない。
さらに、変な顔で娘をポカンと見ている息子に気がついたダンナが爆笑し始めた。
最初に口を開いたのは、息子だった。
「お姉ちゃんの味噌汁に、異様に長い『わかめ』入ってない? 噛み切れてないよね?」
笑い始めた息子に、ワタクシこう声をかけた。
「大丈夫。みんなの味噌汁に、もれなく1本ずつ、長~いわかめ入れておいたから、お楽しみくださ~い!」
目を輝かせた息子が、そそくさと自分の味噌汁を飲み始める。
「わ~!ホントだ! わかめメッチャ長~い!」
思ったより、長い、短い、大きい、小さい。
それだけで、なんだかテンションが上がる、手軽に出来る作戦大成功~!
こうして、家族の驚く顔と笑顔をみて、憂鬱な連休明けの朝を無事に乗り切ったと、ワタクシ、ニヤリとした。
ところがそのニヤリには別の意味もあった。
「カチカチに凍ったわかめを切るの、ぶっちゃけ、めんどくさかったんだよね~」
そんなワタクシの大人の事情が、証拠隠滅される、5秒前!と確信したその時、娘からこう指摘された。
「お母さん、面倒くさいのは分かるけど、次からは、ほどほどで切ってもらえない?」
ダンナも息子もうなずいている。
あ・・・、バレとる。
それも家族全員に。
この作戦も、もはやこれまで・・・
ちぇ〜っ。
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